お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

ママ・・・恥ずかしくないと?

こども達に私も小さな頃に好きだった高菜漬けを作ろうと、スーパーでウコンを探す。ばあちゃんは確かにウコンを入れていた。
田舎育ちの私は、A-CO・OPで買い物する感覚で、
普通に棚に並んでるもので、すぐ見つかると思っていた。
しかし、なかなか見つからず、あちこちキョロキョロ。

「えーっと、ウコン・・…ウコン・・・ウコン・・・」

ぶつぶつ呟いていたのが聞こえたようで、一緒に歩いていた長男が、

「ママ・・・トイレならあっちだよ。早く行きなよ。漏らすよ。それに、恥ずかしくないと?そんなに、うんこうんこってさぁ」
と、訝しげに話しかけてきた。

え?いや、別にトイレにいきたいわけでもなく、
ただ、ウコンを探していただけで・・・。
どうやら勘違いされたらしい。

「ちがうよ、ママは”ウコン”を探してるのよ。黄色いやつなんだけど。粉になってるやつ」
そう答えるも、
「はぁ?うんこの粉って売ってるわけ?こんなとこに??」
長男は更に変な顔をしながらたずねてくる。

いや、未だ誤解は溶けてないらしい。

この話を知人にしたら、ウコンはターメリックと同じもので、スパイスコーナーでターメリックを買えばよかったとのこと。

田舎育ちの私には、そんな洒落た名前は知るよしもなく、
子供に誤解される程に、”ウコン”を連呼しながらスーパーをうろうろしていたらしい。

明日は、誤解されないように、しっかりトイレを済ませた後で、カルディ辺りで、スパイスの棚から”ターメリック”を無事見つけ出して購入することにしよう。

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薄 祥子
三人の男の子のお母さん、物流会社の会社員、九州男児の夫の有能な妻(のつもり)、お母さん大学生、そして今年MJプロとなりました。他にも、育休後アドバイザーとして活動中。地区子供会取り纏め役も三期目。1日が24時間では足りない日々です。