お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

想定外の忘れ物

今朝は朝から寒かった!
だからか、三兄弟はなかなか布団から出てこない。
ギリギリまで寝てるものだから、朝の準備もばたばたと、
目まぐるしい。

次男はルーティンが決まっているので、順番通りにこなしてさっさと行ってきまーす!と出ていった。

マイペースな長男は、だらだらと食卓から離れない。

三男は、さっさと自分で身支度できる子なので、私の準備の合間に全て用意して、私に対して忘れ物が無いかを質問してくれる。

やっと長男が出ていって、着込ませた三男を駐輪場の自転車に乗っけて、颯爽と走り出した。

別ルートで合流する一つ先の交差点で、のんびり歩く長男が横道から歩いてくる姿を見たとき、なんだか違和感。
片手に上履き(ビニール袋に入れて、口を絞って握ってる)
片手に傘(雨降るっていってたね)
肩からはたすき掛けの水筒。
しかし・・・

あるべきものが無い??

肩ベルト?ない??

あ!!!

「ランドセル!!!」

思わず自転車止めて叫んでしまった。

周りの通学途中の子達の中でも、違和感のかたまり。

長男はランドセルを持たずに登校していたのだ。

忘れ物が多い私でも、小学生の時にランドセル忘れて登校したことはないぞ??

長男に呆れてしまうどころか、笑いが込み上げた。
取りに戻ろらせようにも、ランドセルに鍵が入ってるので、
長男だけでは取りには戻れない。
仕方なしに、私も三男も長男に付き合って来た道を戻る。
こんな慌てん坊に、私の鍵は貸せないし。

しかし、保育園に送っていった後の電車の時間には、
完全に間に合わなくなってしまう。

仕方ない、こんな慌てん坊の長男の、
滅多に無い”ランドセル”なんて忘れ物、
絶対にこれっきりなんだろうし、付き合うしかないわ!
と、開き直った。
(しかし、どうしても遅刻できなかったので、最終的には断腸の思いで駅からはタクシーを使った)

もう、ネタでしかないこんな面白い朝は、人生でこれっきりだろう。長男が大人になって、パパになったら、絶対に孫に話して聞かせてやろう!
それで、今回のタクシー代はチャラになる気がする。

3件のコメント

チャラになるなる!!おつかれさまでした!
大忙しの朝でしたね。ランドセルに気づけた薄さん。
その後の機転がまたさすがだなーと読みながら思いましたーー。
私だったら気づけなさそうだし、きづいたところで、どうしようーーーってあたふたしそう。

おおらかな長男さんだということかな・・・小さなことを気にしない性格。
私の長男も低学年のころありました。
集団登校で家の前に集まっていたその姿を何気なくみたら、ランドセルがありませんでした。
あの時は友達が言ってくれたんだったかな・・・と忘れましたが、その時々の判断も試されますね。

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ABOUT US
薄 祥子
三人の男の子のお母さん、物流会社の会社員、九州男児の夫の有能な妻(のつもり)、お母さん大学生、そして今年MJプロとなりました。他にも、育休後アドバイザーとして活動中。地区子供会取り纏め役も三期目。1日が24時間では足りない日々です。