娘が5歳になりました。
日頃から十分すぎるほど皆さんに愛していただいて、
おかげさまでこんなに大きくなりました。
こうして5年間の写真を見返すと、
ついこの前まで赤ちゃんだったのに、あっという間に少女になったように思えます。
子どもの誕生日に合わせて
改めて「はじめての日」を聴きました。
「覚えていますか?覚えていますか。」の問いに、
「えぇ、もちろん。覚えていますとも。」
と、答えたくなるのでした。
妊娠判定が出た日。
心臓の鼓動を目で見た日。
胎動を感じた夜。
夫が生まれたてのわが子を抱いて泣いた顔。
みんな覚えています。
私の孤独が最高潮だったのは、
彼女を産んだ日の夜。
全身麻酔下での緊急帝王切開で、
何が起きたかも分からずに、わが子の安否も分からずに
暗い部屋のベッドで目覚めたあの日。
それからも
世の中から隔絶されたような気持ちになる日はあったけれど、
お母さん大学に出会って、
そこで出会う人の素晴らしさとあたたかさに触れて、
いつも私の周りに、誰かを感じることができています。
娘は、ますます妖精のような子になりました。
親の後をついてくるスタイルだったはずが
最近では親の前を跳ねていってしまいます。
楽しいことを嗅ぎ分けて、風に乗ってどこへやら飛んでいきます。
時折、体も心も凝り固まっている私に
「ねぇ、お母さんも飛んでごらん。」
そう言ってくれているようです。
常に人とは1歩違うペースだけれど、
それでいい。
だからこそ見えているものや
感じている世界があるんだろうと
お母さんは思っています。
人と同じ人生なんてないのだから。
「虹のすべり台をすべって、お母さんの所へ来たんだよ。」
そう話してくれた娘が、
思いきり羽根を広げて
虹のすべり台から降り立ったこの世界を、謳歌できますように。
5歳、おめでとう。ありがとう。
お母さん大学生のみなさん、
私たち親子をこれからもよろしくお願いします♡
孤独だった吉村さんが、
孤独なお母さんたちのために、声を通してできることをしている。
そのそばで、わが子は、すくすく成長していていますね。
飛んでいいってよ。
思いっきり、ジャンプ!
こけてもいいから、飛ぶ姿を、わが子に見せてあげて!
思いっきり飛ばなきゃ〜!
親子そろって、羽根のお手入れをしながら
この世界をのびのび楽しみたいです。