19日、部分月食の満月の前日夕方、17時すぎ。
ぽっかり美しい大きな月が空に浮かんでいた。
娘が一言。
「あぁあ…お団子、作りたかったなぁ」
満月は“明日”であった。
よし!と思い、19日、私は上新粉を買って帰宅。
「お団子つくろ~」
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特製・お月見団子。
お団子をゆでている間に、娘は「てがみ」を書いていた。
もう…。なんとも言えないや。
「おつきさんのてがみ よんでね。
おつきさん いつもはれにしてくれてありがとう
こんどからはれにしてね。
こっちからおもてもあるよ」
(裏)
「ころなかんせんがおちつきますように
むりにがんばらないでいいからね。」
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晴れだと、気持ちいいし、たくさん外で遊べるものね。
コロナ感染が落ち着けば、大好きな埼玉の義母と会えるもんね。
お団子をもって2階のベランダから月を眺める。
「おだんご どうぞ いっしょに たべよう」
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おっと、だいぶ欠けてるワ。なんで、欠けているのだろうネ。
20時前。
あっ。
まっくらよぞらに、まんまるおつき。
おかえりなさい。
まんげつさん。
……………………
子どもの世界の豊かさを思う。
昨日、車のなかから見えた、お寺にあるイチョウの木がまっ黄色。
青空によく映えていた。
娘が言う。
「おてらっていいよねぇ。
きれいよねぇ。
おてらって、いいね」
こんな瞬間、母の心にスーッと風が吹いてくる。
白川さんの心に吹いた風が埼玉までスーッと届きました!
子どもの感性って豊かで泣きたくなる時ありますよね。
お月さまにお手紙、いいですね。埼玉でもお月さま綺麗でしたよ!