お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

歩く速度

久しぶりにうちの18歳と駅まで歩いて一緒に行くことに。。

わたしは着物で、荷物も多いので、ゴロゴロバックを託す。

家を出たところで忘れ物を思い出し、さきにいってもらって、すぐに追いかけるも、もう50mも先に進んでいる。

しかもスタスタと、速い。

こちら着物な上に三味線を持ってるので、そんなに速くない。差が縮まらない。

小走りで追いかけたけど追いつかないので、諦めて、駅前の大通りを渡る信号でようやく合流。

 

私は感動した。

この人が小さかった時、大人の足で数分の道も30分かかった。

何か段差があれば必ず登る。

道端で何か見つけたら(草とか、ゴミとか)のぞきこんで調査する。

自動販売機やガチャガチャは物欲しそうに張り付いているのを、はがして先を促す。

疲れたら抱っことかおんぶとかいろんな要求をされる。

急がない時は全部付き合っていたし、ほんとに急ぐ時はおんぶか自転車で輸送するからいいんだけど、

何しろ道は魅惑、誘惑がいっぱいだ。

 

繋いでいた手を離してちょこちょこ走っていくのを、どのくらい追いかけただろう。

 

その人に、追いつけない笑笑。

感動以外の何者でもない。

本人にそう言うと、笑ってるけど。

 

4件のコメント

うんうん。
たまこさんも、子どもに追い越される時期なんですね。

この部分では、まだ子どもで、母を頼ってくるけど、
この部分では、しっかりと母を助けてくれる、なーんて時期を経て、
そのうち、なにもかも追い越されていくのです。
うれしくもあり、さみしくもあり。
でも、その変化に気づき、それを楽しめるたまこさん素敵です!

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ABOUT US
松本優子
20歳娘、17歳娘、14歳息子と、夫と、セキセイインコのひかりちゃん♂とすばるちゃん♀と暮らしています! 音曲師(三味線弾いて唄います)です。 寄席を中心に落語会、コンサート、ライブ、イベントにて国内・海外で演奏しています!