「縁起のいい植物で
令和4年、勝手に幸せになってしまいましょう!」
12月の植物講座、「お正月飾り」作りのレポートです。
松葉荘のテーブルは
集った皆さんが各自で持ち寄ったイチョウの葉っぱ。
そして、けいこ先生が持って来てくださった縁起の良い植物と
稲わらの大きな束が並び、一気にお正月!
まずお正月飾りに使う植物の説明を聞きました。
お正月飾りは何のため?
新しい年を迎える準備の一つに「しめかざり」があります。
しめ縄は神社などでは神の領域を他と分けるためにあります。
家庭では自分の領域を示し、他人や悪霊の侵入を防ぐために飾ります。
今回はそのしめ縄に「縁起がいい植物」を添えて、幸せいっぱいの正月飾りを作ります。
縁起がいい植物の説明
稲わら・・お米が実るわらです。五穀豊穣のシンボル 家庭が豊かに
松・・・松は常緑で青々古木になっても美しい木。「長寿と神聖」
竹・・・地下茎でどんどん増えることの喜び「子孫繁栄」
梅・・・冬一番に花が咲く新春の花「生命と祝いの木」
ローズマリー・・・・松と同じように常緑で青々としている「浄化と神聖」
ローリエ・・・月桂樹 神聖な木「平和と友愛」
オリーブ・・・オリンピックの冠「勝利と栄光」
南天・・・なんてん・難を転ずる→幸せになる
きんかん・・・「子孫繁栄」「金運」
イチョウ・・・樹齢とても長い植物「生命力」
銀梅花・・・マートル「祝いの木」結婚式のブーケや髪飾りに使われているギンバイカ
久留米でもたくさん生産されている「香りの木」です。
今日はこれらの縁起のいい植物を一緒に添えて勝手に幸せになるお正月飾りを
作っていきます。
まず最初は「銀杏の葉っぱのブーケ」です
イチョウの葉っぱを1~2枚クルクル丸めて芯にして、花びらをつけるように
重ねていって花をつくります。根本をワイヤーで絞めます。
そして次に
他の縁起がいい植物を手にとりまとめて、バランス良くミニブーケにします。
(話しながら、5人みんなに色々な木の枝を切って渡して下さるけいこ先生)
この植物は今朝庭からとってきた植物です。
年末にご自宅で飾るまで青々と新鮮な状態が保たれるように
ミニブーケは花瓶に挿しておいてくださいね。
次は緊張のしめ縄作り!
「出来るかなー」「初めてです」色んな声があがります。
今回は簡単にできるやり方を教えてもらい、やってみました。
まずは稲わらを30本ずつ3束に分けます。
根本を仮止めし、2束を1つにまとめて根本を膝で押さえます。
まず1束を右巻きに。巻き終わりを膝で押さえつつ、もう1束も右巻きに。
この2束を左巻きにして編みで最後を紐で巻いてとめます。
残りの1束を右巻きにして2束の溝に沿わせます。
飛び出てきたわらはハサミでカット。
根本もハサミでカットして整えます。
クルっと丸めて自分の好きな輪にします。
水引には、白は浄化、赤は悪い物を避ける、という意味があります。
金の水引も入れると豪華になります。
銀杏のブーケと縁起がいいブーケと
そして水引としめ縄を合体すれば出来上がり
初めてのしめ縄。
縄を編んでいる人の隣で、前に編んでいた人が自然にサポート。
最初に編んでいる人の「これ、おもしろーい」という言葉に、
やってみたいという気持ちになったりしました。
一緒の物を制作するって一体感を感じますね。
唯一無二のお正月飾り。
今回は年末の玄関掃除に気合が入りそうです!
(お話・植物コンシェルジュ池田けいこさん)
詳細なレポありがとうございます。
おつかれさまでした!参加できずに残念!!
けいこさんのか「勝手にしあわせになろう」という声掛けが、そうだそうだって思いました♡
2022年もみんなで勝手にしあわせになる年に♪
けいこ先生に見てもらってから投稿しました♪
聞き逃していたところを補足してもらい、文章がステキに変身!
新鮮な枝を使って作ってほしいと、たくさんの鉢を車に積んで持って来てくださった
けいこ先生のお心遣いに感動。
いつも学び多き植物講座ですね。
素敵なしめ縄ができましたね。
松葉壮が、喜んでいる。
植物一つひとつの言葉の意味
そして、みんなでしめ縄づくり。
松葉壮も、こうして、お母さんたちとつながっているんですね。
池田けいこさんが、それを植物で教えてくれましたね。
池田けいこさん、久留米のお母さんたちのために、ありがとうございます。
そして、内山さん
池田さんの一つひとつの、思いや言葉を丁寧に教えてくれて、ありがとう!
これからも、発信、よろしくお願いします。
藤本学長
コメントをありがとうございます!
昨年末お世話になった松葉荘をみんなで大掃除し、けいこ先生作のしめ飾りを玄関にかけました。
階段にはオーナーの井上さんがお正月の寄せ植えを門松のように飾って下さっていました。
2022年の松葉荘で起こるストーリー、また発信したいと思います。
今年もどうぞよろしくお願い致します。