お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

ぼく、さみしかったの。

昨年の秋くらいから、
いきなり、生まれる前のことを話すようになった次男。

「あのね、ぼく、お空の上から見てたの」
「おにいちゃんが先に行っちゃったからね、
ぼく、ひとりぼっちでさみしかったの」

長男と次男は6歳差。
そうか、6年間も寂しい思いをさせてしまっていたのか。

実は、次男を妊娠する半年前に、一度初期流産をしている。

「ゆうくん、1回お母さんのお腹に来て、また帰っちゃった?」
「うん、帰ったよ」
「なんで帰ったの?」
「さみしかったから」

流産した時の妊娠は、正直あまり喜べないものだった。
心構えがまったくできていなかったからだ。

そしたら、お腹の中で成長が止まっていた。
その時はものすごく悲しくて辛くて、
私が喜ばなかったからだ、とひどく落ち込んだ。

そして、
やっぱりもう一度授かりたい、とその時に強く思った。
子どもはひとりでいいや、とずっと思っていたのに、
急に、やっぱりもうひとり欲しい、という気持ちが湧いてきた。

次男の「さみしかったから帰った」という言葉は、
私が喜んでいないことを察知したからなのかもしれない。
勝手な解釈かもしれないけれど、そう思った。

流産後に「もうひとり欲しい」という気持ちが湧いてきたのも、
一旦帰った次男がそうさせたのかも・・・

ごめんね、長い間ひとりで待たせてごめんね。

「また会えたね」

12件のコメント

わー--泣く。
いろんな過程があって、いろんな母子の物語があるんだなと思いました。
こうしてまた巡り合えたことは奇跡。きっと、だから今生まれてきたんだ、そうだったんだと腑に落ちるときが
またやってくる気がします。その時はまた記事にしてくださいね。

書きながらまた泣けてきます(泣)
ひとりぼっちで待ってたんだ・・・と思ったら、
もっと早く呼べばよかったのかな、
でもあの頃の私には、まだ呼べる余裕はなかったんだ・・・
6年待たせてしまったことにも意味があった、と思える時が来たら、また記事書きます!

この手の話、真っ二つに好みが分かれるんだけど
私は割と信じている方で。
だからちゃーんとお母さんのことをずっと見ていて
「今だ!」って降りてきたんだね。
いつだって、きっと生まれる前から
わが子には頭が上がらないよね。
だから、長男に心疾患があるのも、
次男の左手がないのも、
きっと意味があるんだな〜と思えて感謝しかない!
ありがたいねー。

私もどちらかと言えば信じる方で。
(ちなみに長男は「ボクは石川県から来た」と言っていた・・・マジか)
わが子には頭が上がらない、ほんとそう思う。
私にいろんなことを教えてくれるために来てくれたんだなって。
すごい存在だよね。

もうたまりません(泣)
お空の上で一緒に遊んでたのかな、
別れる時は寂しかったのかな、
「また会えるよ」って約束してきたのかな、
いろんなことを考えたら涙腺崩壊(泣)
まさに、めぐり逢い、ですね!

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ABOUT US
天野智子
MJプロ/みそまるマスター/お母さん大学岡崎 代表/ 中学1年生と小学1年生の男の子2人の母です。 名古屋市出身、愛知県岡崎市在住。 旧家の農家の跡継ぎ長男の妻として敷地内同居中。 日々試行錯誤しながら、育児に奮闘しています。 育児は難しい!でも幸せ。 その間を行ったりきたり・・・な毎日です。