夫の実家には、50年が経つひな飾りがある。
2人のお義姉さんをお祝いしていたおひなさま。
娘は、夫の実家にとって初めての女の子の孫だった。
幾年も眠っていたおひなさまを、
夫の両親は娘の誕生以来、毎年出してくれている。
あたたかい光が差し込む、春間近の和室。
雛飾りを並べるには、なかなか手間がかかる。
支えながら、組み立てながら、ネジを持ちながら、箱から出しながら…
そんな1人では出来ない作業行程に、かつてのこの国に、家族の手の多い時代があったことを思った。
その傍らで、数え年で6回目のお節句を迎えた5歳は
出番待ちのお人形を並べ、会談をしていただく。
すっかり自分のものだ。
子どもの成長を祝う人々の“手”が、毎年この行事を繰り返してきたこと。
この伝統工芸品を慈しみ、子育ての場面において受け継いできたこと。
すべてが美しい。
桃の節句を迎える度、
母親としてこの子を育ててこられたことを神様に感謝する。
そして手を携えてお祝いしてくれる人の存在に
改めて幸せと喜びを感じる日となる。
何段もあるお雛様、憧れでした。
大切に受け継がれていく心を感じます。
私も憧れでした。
お嫁に来て、娘と義理の実家のおかげで一気に夢が叶っています(^^)
お人形の会談、かわいい♡
実家にも七段飾がありましたが、わたしはそのお雛様の段々の裏に入り込み、そこでお菓子を
食べたりして過ごすのが好きでした。
大切に受け継がれてきた伝統文化。みんな健やかに育ちますように^^
会談をコーディネートしながら雛飾りも準備する器用さに笑ってしまいました(笑)
やはりそこは入り込みたいゾーンですよね!(笑)
娘もついそこへ行ってました(^^)
本当に。そんな思いを呼び起こしてくれるのが、伝統行事の良さですね。
すごく立派なお雛様ですね!
昨日八女のぼんぼりまつりというお雛様がたくさん飾られているところを行って、役目を終えたお雛様は神社で供養されていることを知り、少し寂しい気持ちになったばかりでした…
こんな風に受け継いでいけることって本当に美しいですね。
わぁ!それは素敵なお祭り(^^)
私も、静岡県で老舗旅館の女将さんが持ち寄った年代物の雛飾りを見に行ったのですが、艶やかで幸せな空間でした。
役目を終えたと思っていたお雛様が、また新しい命に引き継がれて私も嬉しいです。