お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

投稿にコメントしようとしたら長すぎた件

気になっているんですが

そう、青柳伶旺さん、プレパパ記者さんの投稿。言わずもがな彗星のように現れた、期待の人、夫、プレパパ、社会人の目線で、ありのままの投稿に、いつもグッときています。さて今回の投稿について、経験者として思うところをコメントしようと思ったら、止まらなくなりました。植地さんのように、3時間くらいもらってもいいですか??となりつつも、文章ならばそんなに時間は必要ありませんので、つらつらと思いを綴ります。

妊婦さんの体調は、個人差がある

つわりがない人もいれば、出産前まで続く人も。私は妊娠初期からかなりつわりに苦しめられました。でも6カ月に入る前にいつもピタリとつわりが終わるんですよね。5人ともつわりはしっかりとあり、それも同じくある時を境にピッタリと治るのには、びっくりしました。つわりはお腹の中で赤ちゃんが元気に育っている証拠、命を宿していることを伝えるためでもあるんだから大事な時期なんだよと母から言われました。自転車にも平気で乗っていたし、いつも走り回っていたしで、赤ちゃんが自分の存在を私にアピールしていたんだと思いました。つわりが辛くとも、お腹がカチカチに張ろうとも、貧血で鉄剤を飲もうとも、妊娠は病気ではないのだからといつも念頭に置いて、仕事も家事も頑張ってきました。今思えば無理を結構しました。そして、第一子と二子の妊娠でも違いは歴然でした。頑張りはもっと必要でした。つわりで石鹸のにおいがつらくても、上の子のお風呂は入れなきゃだし、ご飯の炊ける匂いや、冷蔵庫の匂いが気持ち悪くても、子どものご飯は作らなきゃだし、横になりたくても、上の子の世話はしなきゃだしで、とても大変でした。

後期になると普通に動くのが大変

お腹は見る見る大きくなっていきます。そんな中、産前休暇に入れば出勤がなくなり、公共交通機関を使わなくて済むことは、私にとってはとてもいいことでした。(妊婦の通勤ラッシュアワーをずらして出勤できる通勤緩和制度もありますが)それから、産前6週は、出産準備期間として大変有意義な時間となります。生まれてくるわが子のためにグッズを買い揃えたり、はたまた自分と赤ちゃんのための心身を育む時間として、ゆったりした時間を過ごしたり、ともに出産準備期間といえると思います。これは、第一子の場合ならば、最高の時間で、今思えばバラ色の時間です。赤ちゃんがお腹の中で大きくなり、胃が圧迫されて思うように食べれない時期から、赤ちゃんが下がってくると、急に楽になり、食欲が旺盛になります。夫婦二人で思う存分外食を楽しむっていうのもありです。(今はコロナ禍だからそこまでできませんかね)私の時は、夫婦で最後の旅行と題し千葉の房総半島へ旅行しました。テレビで見た民宿でお寿司食べ放題っていうのがあったので、飛びつきましたが、テレビと遥かに違った鮨だったのでがっかりでした。でもいい思い出です。
赤ちゃんが生まれたら、ゆっくり食事をすることなんて夢のまた夢です。外食なんてもってのほか。あ~お腹の中に戻ってくれないかな~と何度思ったことか!一度赤ちゃん連れでデパートへ行ったとき、寝てくれていたので、今なら食べられるかもとパスタ屋さんに入って、料理が目の前に出てきた瞬間、ギャン泣きされてあたふた。結局泣き止まず、片方が抱っこして店から出て、ひとりが食べ終えたら交代しました。パスタの味も何も覚えておらず、とにかく早食いしました。赤ちゃんを連れての外食は絶対やめようと思いました。夫婦二人だけの時間を自分たちのペースで過ごせる時間が懐かしくもあり、もうそんな甘い時間は戻ってこないのかと思ってがっくりしたことも。でも大丈夫、子どもがある程度大きくなればその時間もまた作れるようになりますので。甘い時間ではないと思いますが…。

結論

産前休暇は働く妊婦さんにとっては、大変意義のある一番良い時期と考えます。

私の場合は、里帰り出産のため、福岡へ。4回里帰り出産をしています。5回目は長男が小学生になったので止む無く断念。結婚のため故郷を離れた私にとっては、里帰り出産をして、親にガッツリ甘えられたこの時間も、有難い時間でした。

そして、第一子妊娠中は、里帰りをして何をしていたかというと、ランチに母と美味しいものを食べに行ったり、姉の第二子妊娠も同時期だったので、週末は姉も加わりお買い物をしたり、春の陽気の中緑道をお散歩したり、時間に追われることなく、ゆったりと過ごしました。産院が安産のためにソフロロジー出産法を推奨していて、その呼吸法やマタニティヨガを実施していたので、毎日参加して、「私は子宮です」と唱えながらイメージトレーニングをしていました。今思えば、何かの宗教みたいでちょっと怖い。でも当時は安産のためと一生懸命に取り組んでいました。(結果、私にはなんの効果もなかったと後で知ることに・・・第一子は超難産でした)客観的に冷静にお産なんて無理ですよ、とにかく痛すぎるのですから。何時間も陣痛の波に耐え、出産時は鼻からスイカです。

…と話が脱線しましたが、奥さまが妊娠後期、何事もなく迎えら、伶旺さんも奥さまの隣でいろいろと思いを巡らせているところも実に素晴らしいです。もうすぐ訪れるわが子との対面、私も当時のことを思い出しました。恋焦がれたわが子にはじめて会えた日のことは、今でも忘れません。足のすねに田端と黒のマジックで直に書かれていてびっくりしたことも!!

ベビー室には窓側に赤ちゃんが並べられていて、何度も様子を見に行きました。一列に並ぶ赤ちゃん軍団を見て、わが子がとびっきりかわいいなと思っていたこと!親バカは出産後すぐに始まっていたことも!!

 

母は命がけでわが子を産んだあと

母として大仕事を終え、これから始まる家族3人の生活に夢を描き、何とも言えない幸福感を味わい、ホッとひと段落かと思いきや、そんな至福の時は束の間。すぐさま、お母さんとしての洗礼を受けます。出産後のことは誰も大変だなんて言ってくれないし、誰も教えてくれなかったじゃない!!と私は、抱き癖のついた昼夜逆転しているわが子を抱っこし続けながら、叫びました。そして「抱き癖付は付けた方がいい」と言った母を少し恨んだのです。でも第一子とは、唯一それができたってことを思い起こすと、抱き癖付けて大いに結構!と今は言いたいです。

さて、赤ちゃんのいる生活は、産院を出てからが勝負です。産院にいるときは、産後の体を休めるのに使ってください。今は赤ちゃんと同室が基本でしょうか⁈私の時は選べました。夜は別にしてもらってゆっくり眠った方がいいよと姉がアドバイスをくれたので、そうしました。家に帰ったら、案の定小刻みな睡眠しかとれませんでした。朝までゆっくり眠りたいとあの頃はいつも思っていました。

ことづて

奥様には、この子のお母さんは私しかいないのだからと背負いすぎないでいて欲しい、頑張りすぎないで!無理しすぎないで!と言いたいし、周りには甘えていいんだよと伝えたいです。

そして、赤ちゃんには必ずお父さんがいるのですから、わが子の育児は母親だけではなく、父親もいっしょに、それが理想です。

6件のコメント

たばたさん、がっつりとありがとうございます!

あの記事を書いて改めて感じたことは、「お母さんにとって出産ってほんとに大変で、思い出深くて、特別なことなんだな」ということです。

また、普通の男性に比べて先輩お母さん達から話を聞く機会が多い身の上だと自負していますが、それでも出産後の生活イメージが湧き切っていないことも、強く感じます。

たばたさんと同じく、元気な妊娠期間中にいろいろと遊びに出回っている現状ですし、「ワンオペじゃないから育休期間は結構余裕あるんじゃないか?」なんて思っている自分もいます。

きっと、たばたさんのこの記事の内容から得られるものって、もっとたくさんあるんだと思います。
それは、誕生後にもう一度読み返したとき、「ああ、こういうことか…なんて間抜けだったんだ自分…」と振り返ることで、見つかるんじゃないかなと…

これからは子育ての悩みやら喜びやらの記事も多くなるかと思いますが、今後ともよろしくお願いします!

あんな思いこんな思いを経て今があること、家族や周りの人達への感謝の思いが湧いてきました。必死に突っ走ってきたけど、立ち止まって過去を振り返り、懐かしむことをことを、ここではみんなが教えてくれる。初心を思い出させてくれる。お母さんに還って考える時間を与えてくれる。脳みそが喜んでいると思います。
それもこれもお母さん大学があってこそ、この場があるから安心できる。仲間とどこかで繋がっていられるという思いです。
自分の投稿が母歴をカタチ作る。あ、私は、お母さん大学2年生だから、振り返りそれぞれの子ども達のことを投稿したことを思い出しました。いつか、子ども達が親元を離れてても、読み返せると思うと、安心して歳をとれるな。回想して書いた記事も、その後にまた読みかえすことで、脳が活性化されて、若返りそう。
そんなことを伶旺さんの投稿を読んで思ったところです。これからもよろしくお願いします。

まきさんのエピソード盛りだくさん!読み応えありました〜
でもやっぱり3時間トークも聴きたいので、また別機会でぜひ!笑
それにしても、一つ一つちゃんと覚えてらっしゃるのがすごいです!!
写真もどれも素敵♡
マジックで名前、衝撃でしたよね!
私の可愛い我が子になにするんだ!!!と防衛反応が湧いたのも思い出しました!笑

比呂子さん

それそれ、可愛い我が子になにするんだ〜そう思いましたよ!バンドもちゃんとそのあとに巻かれたようでしたので。写真を探していたら、ちょうど名前を書いてる写真があってびっくりしました。里帰り先の産院は、家族みんな分娩室に入ってよく、姉と母がビデオとカメラを構えていたので、どちらかが撮ってくれたものと思います。貴重です。そして、3人目の時は日中だったので、長男と次男、甥っ子達も加わり分娩室へ。かなりおびえた表情で私を遠目から見つめる姿が写真に収まっていました。

全ての出産にはドラマがありますよね。
意外と話す機会がない。
お産を語る会、やりたいですよね。
でもなんとなくそれは、リアルでやりたい。
というか、
みなさんにお会いしたい。

植地さん

やりたーい!お産を語る会!
リアルでやりたいですね。
オンラインもそれはそれで、楽しく、有意義ではありますが、やっぱり、リアルにはかないませんよね。
そんなリアルが今は難しいなんて、こんなな世の中になるなんて、誰も想像だにしなかったでしょう。早く長ーいトンネルを抜け出したいです。

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田端真紀
社会人の長男を筆頭に大学生の二男と長女、看護学生の二女、高校生の三男の5人のワーキングマザーです。長男が自立して6人で横浜に住んでいます。北九州市出身。MJプロ。母フラ、母レレ、母ドラメンバー。みそまるマスター。