お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

みんなを受けいれるてぶくろ

おじいさんが森で落としたてぶくろ。

そこにねずみやカエル、きつねやイノシシ、小さい動物も大きい動物もみんなそのてぶくろのおうちに入って暖をとる。

ウクライナ民話の『てぶくろ』
エウゲーニー•M•ラチョフ絵 
うちだ りさこ訳 福音館書店

色鮮やかでユニークな動物たち。「いれて」といったら、一匹残らず「どうぞ」と入る。
娘が大好きな絵本で、今日、ウクライナの絵本ってどれだろうと、ふと調べたら、この本だと改めて知った。
ウクライナと絵本でつながっていた。

こんな素敵な物語が生まれた国がいま、軍事侵攻を受け始めた。

もう死者も出ている。緊迫感。胸が重くなって仕方ない。娘はちらっとつけたニュースで侵攻のことを知り、「戦いはやだー!」と大泣きをした。7歳の肌で感じるんだろう。

ウクライナのお母さんたちは、子どもたちは、人々はいまどうしているだろう。

ニュースでは、地下鉄が防空壕がわりになって人々が集まってきていると報じていた。地下鉄がみんなを受け入れるてぶくろになっているのか。だけど、現状は、絵本のようにやさしいお話ではない。

わたしの力は小さいけど、いま起こっていることを知り、もとの平和な暮らしが戻ることを切に祈りたい。

我が家はちょうど学級閉鎖期間中なので、家族みんなで家にいる。子どもたちはオンライン授業を受けて、ゲームして、好きな工作をして、縄跳びをして、一緒に夕飯を作って食べて。

ふだんから思いをめぐらせているわけではなかったけど、何気ない日常に平和があることを思った。

10件のコメント

私の父が
出だしのおじいさんが、のおがでっかく書いてあるので
お!じいさんがと読むのが印象的で笑
今では私が娘に読み聞かせしていて感慨深くなるその絵本、ウクライナなんですね
戦はいやですねーー
子どもは特に感受性豊かだし怖くなりますよね。

コメントありがとうございます。美鈴さんはお父さんにも本を読んでもらったんですね!
お!じいさんがかぁ。それは印象深い。今度そうやって読んでようかな(笑)

子どもの頃読んでもらった絵本を娘さんに読んであげるのも素敵ですね✨
わたしは母も多忙で、あまり絵本を読んでもらって寝かしつけてもらった記憶は少ないんですが、
その分、自分が母になってから名作にたくさん出会って絵本の世界を楽しんでます。
「てぶくろ」もそのひとつ。

子どもたちには今日は映像のニュースはあまり見せないようにしようと思います。
知ることは大切だけど、繰り返し見ては怖がっちゃうだけですもんね。

てぶくろ、私が大好きで娘に読んでいたら反応が薄くて、残念に思ったことを思い出しました。

絵本の好みでも違いを感じることは多かったです。

まさに、このてぶくろが言いたいのはその本質だな~と改めて思います。
違うけれど、一緒にてぶくろであったまろうよ。

今ウクライナをめぐる戦いが始まってしまいましたが、ウクライナは闘いは嫌だよと叫んでいても、
思い通りに動かしていきたい大国の権力者たちが、つぶしあいを始める構図です。

私たちは戦争になりそうな時にこそ、戦争はダメと言い続けることが大事なんじゃないかなと
大国の争いを何度も歴史で学んできて思いました。

コメントありがとうございます。『てぶくろ』を読むと、娘は「えー!イノシシさん入れないでしょー」なんて言いながら、ページをめくるたびに動物たちが集う様子が好きみたいです。

まさに、民族衣装のような鮮やかな服をきた動物、つぎはぎを着た動物、そして立派なコートにパイプを加えた動物。立場も大きさも違う動物たちがみんなであったまってる。なんだか大事なことを問うてるように思います。

絵本から世界を案ずるお母さん。
ただでさえコロナで気持ちが落ち込みがちなのに。。子どもたちのいつもの日常が早く戻ってほしい。
てぶくろの絵本のように、みんなで優しいぽかぽかの気持ちになりますように…と願っています。

岸さん、本当ですよね。なんていう時代だ・・・って思っちゃいます。
子どもたちには広い世界があって、色んな国の人と出会って欲しいって願っているわたし。
いまは分断につぐ分断。沈もうと思えば、どんどん気持ちが沈んでしまいそうですが、
だからこそ、足元にある幸せ、日常を大切にしたいですね!

歌にもなってるんですね!それは知らなかったー。
調べてみようっと!教えてくれてありがとうございます。

世界平和ってなんでしょう。。それぞれの角度から、視点から見ると答えが変わってくる。
そう言えば、大学の国際学部時代、カレーの野菜の切り方に例えて国際情勢を教えてくれる
先生がいたことをふいに思い出しました。関係ない話ですが^^;

ザワッとする気持ちも無視せず、半径3メートルの家庭平和も守っていきたいです!

うちにもあります、娘が好きでたまに読みます。
歌にもなっているのですね!?

普段、テレビをつけないのでネットニュースだけなのですが、子どもと一緒に世界情勢を知ることも大事だな、と思いました。
その国で暮らす親子のことを想うだけで、世界がグッと身近に感じますね。
人々が安心して暮らせる日が一日でも早く来ますように。

コメントありがとうございます!
本当に。怖がらせたり、不安にさせすぎたりせずに、子どもと一緒に世界で何が起きてるかを
考えることも大切ですよね。

小学高学年の頃だったかなー。宿題やってたら、「そんなものいいから、この番組を見よう!
よっぽど大切だから」って母に言われて何かのドキュメンタリー番組を見たのを覚えています。
「そんなものいいから」っていうのも印象的で(笑)

ニュースだけでは伝わってこない、その奥にいる普通の人々を想うだけで身近に感じますよね。
安心した暮らしが取り戻せる日が早く来るように願ってやみません。

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ABOUT US
山﨑恵
肝っ玉母ちゃんに憧れる繊細母ちゃん。アメリカで子育てをスタートさせるも、第二子出産後に産後うつになる。あの頃の自分にも、いま同じ思いをしている お母さんにも言ってあげたい。「いろいろあるけど、それでも大丈夫だよ」って。数年前、夫の実家の横須賀にあるカフェでお母さん業界新聞を手にとる。 配ってくれた人がいて、ここにたどり着いたご縁に感謝! このままの「お母さんであるわたし」でペンを持ち、人と社会とつながりたい。いまは地元埼玉県川口市で子育て・自分育ての根っこを下ろし中。 最近はまっているお灸でぽかぽかするのが至福の時。子ども/小6男、小3女