お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

今年の目標、キャンプ!

思い起こせば、2021年の年初、子どもと一緒に「今年やりたいこと」をノートにかきました。その時、姉妹2人が言っていたのがキャンプ。

「うん、いいね!それしよう!」となることはなく、私たち親は2人ともどちらかと言えばインドア派。
「お母さんはグランピングの方がいいけど」(お金が続けばという条件が入るけど)
「まずはコテージ泊からかな」
と大人が言っていると、長女がこう言う。

「経験積み重ねないと、どんなんか分からないやん。
経験しないと意味ないやん。
行動しないと意味ないやん。」

普段そんなに外遊びとかしないのに、キャンプに関してはだいぶ乗り気でした。

   

とは言え、道具を買うとなれば、ずっと続けるのが前提。
コロナ禍で、旅行より行きやすいからと始めた家族も知ってたけど、道具揃えるとそれなりにかかると聞いていました。子どものおねだりにしては高い買い物。すぐに始めるとはいきません。

昨年は夏にじいじ・ばあばとコテージ泊。
これには、隣に若い人が大人数で来ていて、夜中まで騒ぐという痛い目に遭いました。場所はすごくいい所だったんだけれども。

秋には手ぶらキャンプにも行きました。
夏の経験を生かして、経験者からキャンプ場の選び方も聞いて、家族向けのところへ。
テントも設営してくれてたので楽ちんでした。
キャンプなのに、ちゃんとお風呂に入れたのも満足。

そこで子ども達が言うのは、やっぱり自分達のテントで行きたい!ということ。
そんなん言って、どのくらい続くのか?

調べてみると、初心者がキャンプできる時期は、GW明けから梅雨入り前と、9月から10月上旬くらいまで。テントを買ったとしても、年間できるのは3,4回といったところか。そう思うと、なかなか腰が上がりません。

成人したお子さんを持つ知り合いには、キャンプ道具も中途半端な物を買うくらいなら持たない方がいいよ、レンタルがいいよ、と始める前から言われてしまうと、それでいいのかなという気もしました。

ただ、最初はキャンプなんて考えてもいなかった旦那さんが、それだと結局行かなくなると思う、と言う。あるからこそ、行ってみようとなると。

そうなったら、テント探し。
私は、店に置いてるのが2ルームタイプの展示をよく見るので、そのイメージがあったけど、旦那さんは「こんな重いの、よう運ばんわ」と言う。これなら広いし、いいのにと思いつつ、周りの経験者の意見を聞いてみました。すると、旦那さんの言うような小さ前で設営が楽なものがいいという意見。「小さいと設営場所も選べるし、キャンプをするにはご主人の活躍が一番期待されるでしょうから、ご主人の希望を叶えられたら」とのこと。
大阪の編集長・宇賀さんも「最初からたいそうな物でなくても、少しずつ買い足したよ」とアドバイス頂きました。

なるほど。
こういう時、第3者の意見って素直に耳に入りますね。

冬のボーナスが入ったら、「はい、買いに行こう」という旦那さんに、今買っても過ごしやすい季節まで待たないといけないのではと言っていました。お店で設営講習などにも参加して聞いたアドバイスによると、どっちみちGWくらいまでは山は0℃とかになるから、今行っても変わらないのではとのこと。キャンパーの間では人が少ない冬が人気だったりすると聞いて、冬キャンから始めることに。初心者なのにおかしいんでしょうか。

こうして、1年がかりですが、子ども達希望のキャンプをすることに。
にしても、姉妹揃って言うとは。
子どもって自分に必要なものを本能で分かってるんじゃないかという気がしています。