お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

第9話 ルーズベルト大統領の似顔絵

今朝、ミサイルの話ばかりだね
怖かったよお母さん、北朝鮮だめよね?と3年生の。息子がいうた

すると6年の息子がが北朝鮮全部が悪いとじゃなか、
落とすとかミサイルを打てという人か悪かとさというたので

ハッとして

母の言葉を思い出していた

亡くなった母は戦争の話をよくしてくれていた。
どっぷり戦争の中に小学校時代を過ごし

竹槍でアメリカ兵がきたらさす練習
ルーズベルト大統領の似顔絵に対し、
小学校では落書きをしたり棒でさしてさしまくれ、憎きアメリカ🇺🇸を教えられていたと話していた

みんなが大好きだった二宮金次郎さんの銅像も鍋も御釜も集められて

鉄砲の弾になることきなり

泣きながら金次郎に手を振って
お別れした時も

大切な友達がお腹すいて
こうりゃんを拾っていたら
その子は身体中銃で撃たれて亡くなったという事件があった時も

『拳銃をもっているアメリカ兵に竹槍で勝てるのか?
似顔絵でも顔に突き刺すことはつらい
憎い心を育てるのはつらい
仲のいいお友達が
それをしてる姿を見るのが辛い』

『鍋まで鉄砲の弾に、、勝てるのか?日本は』と。

絶対口に出していけないことを

10歳の私は思うていたよ。と。

そのあと落とされた原爆
被爆し、傷だらけでショックを受けて帰ってきた15歳の姉

戦地で四肢麻痺になって帰ってきた20歳の自慢の兄

だけど2人は亡くなるまでアメリカへの恨み言は言わなかった。

戦争は2度としてはならない

そんな時代だった。
それでも人は支えあいながら生きてきた。

そんな2人の姿からも母が感じたことは、

戦争は悲しみしか生まない
武器はうばいあいためにある

鍋はごはんを炊きたくても弾になり
おなかを満たすために生まれたのに
悲しみをいっぱいにしてつらかろうよ

あすかちゃん

戦争は2度としいしゃんな

人を狂わせ、人生を狂わせる

国と国とが戦争するけど

国が悪いとじゃない

戦争しようとする人たちが戦争しおると

原爆の後、どがん山奥にも

ごはんを届けてくれたアメリカ兵がおらしたとよ。

日本がみんなよか人だらけじゃなかごとね。

そんな話をしてくれたのを今朝思い出して考えている

昨日ミサイルが放たれた、なんのためだろう

怒りは国へでない

戦争しようとしている人達と
それを危険だとにくしみを
たきつけるものにある

戦争になったら

大切な我が子たちはどうなる

本当の解決は

どこにある。

同じ悲しみを繰り返してはならないのだ。

私たちは戦争経験してないからわからないではいられない

想像しなければならない

そんな経験をしないように

子ども達に伝えられる

しっかりとした目と耳と心を
育て持たねばならないのだと

心が緊張している。

きれいごとかもしれん

しかし戦えば必ず悲しみを生む

それだけははっきりしている

昨日娘からお手紙をもらった

幸せそうなドラえもんの描きかけ

どうか、この何気無い日常が続くように。

笑顔の絵を子ども達がゆっくりと描ける

それを慈しめる日々でありますように

7件のコメント

田川さん。

>すると6年の息子がが北朝鮮全部が悪いとじゃなか、
落とすとかミサイルを打てという人か悪かとさというたので

どの国も、国民を守ることより、自分の権力を誇示することしか考えていない。

一昨日、久留米で、戦争を経験された方のお話を伺ってきました。
戦地で母や家族に会いたいと思うことが、生きる力だったと。

私たち母親も考えなければならない時代が来ていますね。

藤本さん

頭がいい、賢い、お金がという人たちからみたら

ただただ携帯ひとつ持たず、空をみながら
稲刈りの心配をしたり

うちみたいに小銭を数えながら生活してる人は

愚かに見えるのでしょうね

でもその人達は大切なものは見えていない

時代だからとか
そんなことで

本当の大切なものを見えていないのでしょう

だれが世界を動かそうとしているのか

お母さんは、子どもを命がけで守らねばなりません

亜寿香さんの記事だな…このシビアな戦争についてしっかりと書けるのはと思いました。

私は今ようやく日本人は歴史に向き合う教育をなされてこなかったことのつけを感じるのです。
自分のことを知らずして相手のことは知りえない・・・
それと同じように、自分の国を知らずして他国のことはなおさら…という状態になっていたとね。

でも基本は気づいた時から知ることが大事です。
そのことが子どもたちへのメッセージにもなることですね。

人を十羽一絡げに考えて発信していくのに乗っかってはいけません。
強い口調に騙されてはいけません。
権力、金に群がる人を信用してはいけません。

私はこんなことを今では感じています。

みっこさん

思うままに書いて、昔なら
特高がきて非国民でしょうか

怖いですね

毎日かあっという間に過ぎますが、

本当にこれから先、

この子たちが生きる世界を

不安というなの漠然とした思いが

消えません

あすかさん。
私も同じ気持ちです。

藤本さんの言葉が大好きです。
「世の中を動かすのは、何も政治家や社長さんだけではない。
『お母さん』こそが未来を作るのだ」

今こそ、「お母さん」である私たちが声を上げることが、
こどもを守っていくことに繋がるのではないでしょうか。

真実を見極める目が必要な時代です。

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田川亜寿香
お母さん大学17年 子ども8人 六男二女 孫ひとり 『ひきかえすわけにゃいかないぜ 夢が俺たちを見張ってる』 『ザ クロマニヨンズ』が大好きです