春ですね。世間もSNSも桜でピンク一色!…そんな時にどんぐりのお話です。
どんぐり。それは子どもたちにとって大切な遊び道具。
秋になると、そんなにどうするの?と思うぐらいどんぐりを拾う子どもたち。
袋いっぱいのどんぐりを持ち帰るお母さんを見て「やさしいな~」と思いながら、
私はこっそり自然へリリースするタイプです。
昨年、「植木鉢の中にどんぐりの森」という紙上ワークショップを発見しました。
子どもたちと一緒に、拾ってきたどんぐりを容器に入れて、冬の間待ちました。
時には霧吹きでびしょびしょにされたどんぐりたち。
冬の間、うんともすんともしない様子に心配したけれど、春が来て芽が出てきました。
目標は「植木鉢の中にトトロの森」だったけれど、芽が出たのは今のところ1つです。
絵にかくような小さな双葉が出てくるのかなと思ったら、すーっと茎が伸びてその先に若葉が芽吹きました。
思ってたより茎が長い。そして細いのにピンっと背筋を伸ばして立っている。
柔らかい黄緑色の葉をつけた姿に、いのちが動き出す春を実感しています。
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