お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

土曜日、机に置いてあったもの

まっさらな封筒。

さん、父さんへ

ら始まる長男からの手紙だった。

さんはいつも口うるさいし、父さんは親父ギャグばかり言っている、と書いてあった。

もっと褒めるとこあるでしょ

とそんなこと思いながらも

読み進めると、熱いものが込み上げて来た。

働いてみてわかったことがあるって、仕事の後に子育てするのは無理なんじゃないかってことって書いてあったね。そんなことないんだよ、かわいいかわいい子どもがいるから頑張れる、わが子が母さんや父さんの原動力になっているんだよ。

自由すぎる長男が、しっかり自己分析をし、社会人として歩み出した。もう口うるさく言わなくてもいいんだね。

『手紙、ありがとう

あなたの母さんより』

LINEした。

だって今日は外泊するって出掛けた。きっと面と向かって手渡すのは照れ臭かったんでしょ。

夜ご飯いりませんとか

今日泊まりますとか

LINEがくる。

家にいるなら、最低限、共同生活していく上では必要だから連絡するように伝えたから。

口うるさくても、この家は居心地は悪くなかったんだよね。

その晩夢を見た。

サッカー少年だった頃の彼が出て来て、未来から来たと告げた私に、俺はちゃんとやれてるかな?と興味深々に聞いてきた。

うん、一番行きたかった会社に就職して、やる気満々で頑張ってるよと伝えると、あーよかったぁ〜と笑った。今も変わらないその屈託のない笑顔で。

翌朝、長男がお弁当がいいなぁとつぶやいた。

なので今朝はお弁当4つ。

午後から授業の大学生組は自宅におかずプレート。

朝から鶏肉6枚を照り焼きにした。フライパン2つないと足りないじゃん。

卵焼きは卵5個使用。

そんなバタバタな朝だけど、充実感に満たされるのは、なんでだろう。

まだ母としての存在感をアピールできる喜びからか?

子離れできずにいる私を、もうひとりの私が、やれやれと見つめている。

もういいころでしょってね。

12件のコメント

素敵な話しで心がウルウルしました

親は子が成長して
子育て卒業しても
多分一生子離れ出来ないん
じゃないかなと

私は未だに息子のことが
心配になることが
あります(笑)

尾形さん
子離れできない、そうですよね。
そしていつまでも心配症で、子を案じない親はいないですよね。
わが家が安心できる場所であること、これも維持していかねばと同時に思うのです。それには笑顔でいることですね。尾形さんのガッハッハ!が大好きです。

田端さん、子どもが成長していくことを望んでいながら、でもこのままでと思ってしまう矛盾の中で、母はなにをすればいいでしょうか。
一緒に考えて、昔の写真を見て、夢の話を聞いて、
泣いて笑える、そんな仲間がそばにいてくれたらいいのかな、と思いました。
さ、ウクレレ、練習しましょうっ!!

植地さん
うんうんうん!
いろんな年代のお母さんがいるこの場所で、仲間がいて、考えさせられ、過去を振り返ったり、今を思ったり、いろんな感情が忙しい。それって生きている証拠ですよね。
楽しいです、私。
はい、ウクレレ、精進します。ガスさんが入院してしまい、心配ですが、元気になると信じ、YouTubeを見ながら練習頑張ります!

まきさん、朝から号泣しました。長女、高校生活でお弁当がスタート。大丈夫かなと思っていたのですが、
朝からうれしい母時間になっています。まだ3日だから言えることですが。。。
長男、なかなか中学校に行けず悩んでいる姿を見るにつけ、私も心がギュッとなりますが平常心を装っています。
大丈夫大丈夫と思いながらも心配になるのが母ゴコロ。
子どもたちがこれからどんなふうに成長していくのか、私がしてあげられることなんてちっぽけだけれど、邪魔だけはしないようにしながら見守っていきたいなと改めて思いました。まきさんのご長男みたいな日が来ることを感じながら。

彩さん、久留米は中学まで給食があるんですね!
横浜市は小学校までしかなくて、お弁当歴長いです。
お弁当箱、娘のは小さくて詰めるのが大変。
そういえば、私も実家から出勤していたときは、どんなに朝早くても母がお弁当を作ってくれ持たせてくれていました。当たり前のように思っていたけど、いまは、その時の有り難みや感謝の思いでいっぱいです。
わが子が思春期になり交わす言葉が減ったとしても、お弁当渡すとありがとうと言い受け取る。お昼休みにお弁当を広げて、頬張る姿を想像したり、美味しかった?と聞いて、うんとしか言わないわが子に、何が美味しかった?って聞いてみたら、面倒臭そうに、全部と返ってきたり。他愛のない会話が幸せの証かな。

一歩一歩自分の歩幅や速度で進んで行く子ども達。本人次第なのに、親は見てられなくなってしまいがち。危ない時だけ助言できるようになれたらなぁと思います。

入社式の返事なのでしょうか。両親に手紙を書ける新社会人、素敵ですね。嬉しいですね。きっと愛情たっぷりに真っ直ぐに育ってきたのですね、そう感じました。
朝から料理をして、仕事もして、帰宅したらまた夕飯を作って…凄すぎます。
私も社会人になったばかりの頃、先輩方を見て、こんなに忙しい生活で幸せなんだろうか…と思った記憶があります。
誰かのために頑張る、その誰かが子どもの場合、ものすごいパワーが出るのですね。私も母になって初めて知りました。長男さんが親になってまた父や母の気持ちが分かる時が楽しみですね。

菅野さん
入社式の手紙のくだりも渡した手紙の感想もありませんでしたが、たぶん手紙のお返しだと思います。忙しいことは、誰かのために頑張っている証、それもまた気付きですよね。頑張れる自分も幸せです。息子もいつか気付きがあると思いますが、親になって初めて気づくことって多いですね。自分もしかり。

その年で素直に想いを伝えられるってすごいなって思いました。恥ずかしかって親に感謝の気持ちなんて言えなかった。
今思えば、親の凄さを感じたのは、社会人になってからだったかもしれません。
まきさんの愛情たっぷりいっぱいに育った長男くん。
きっと会社でも、辛いこと苦しいこといっぱいあるんでしょうね…でも、そんな事100パーセント親に話さない‥彼女には言ってるんだろうけど。笑
そんな我が家を何も言わず、美味しいご飯と優しい笑顔だけで見守る…
お母さんってやっぱり凄すぎる!!!
色んな年代の母ゴコロ!貴重な場ですね!

比呂子さん
そうですね、よっぽどの事でない限り、仕事のことは何も言わないと思います。仕事から帰宅してすぐ夕飯が食べれる状況ではあるので、実家は楽ですよ~母ゴゴロは、本当にいろんな年代の人が日々を綴っているので、自分が通ってきた道もあれば、未知なる道でもありますね。思い出したり、想像したり、本当に貴重な場です。

社会人デビュー、おめでとうございます。
はるか昔のことを懐かしく思い出させていただきました。

娘のところに1か月滞在した折、いろんな話をしましたが新入社員の話も出ました。
息子娘に言ったことは「3年やってみないと物事は分からないを覚えておいて」でしたが、
娘はそれを持ち出して「今はその言葉は通用しないよ。私の時代には奴隷的な働き方でも
必死になって夢中に仕事に向かうしかなかったけど、今は反対になっているから、ある意味いい時代になったとも言えるよ」でした。
スマートがあり、新人から学べるところがあるそうです。

そんな時代感覚を育てているお母さんをこれからも感じていける場がありがたいです。

池田さん
ありがとうございます。
ぴよぴよ社会人は、毎日お弁当の時間が楽しみなんだーと嬉しいことを言ってくれるので、母は、余計に張り切っております。

今どきの子たちは、本当にスマートです。自己判断することが少し危険な時も。チームを意識して欲しい時も。時代の流れで、自分達の新人の頃では、あり得ないことも、今はオッケー。それはそれで改善なのか?楽になったということ?ですかね。

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田端真紀
社会人の長男を筆頭に大学生の二男と長女、看護学生の二女、高校生の三男の5人のワーキングマザーです。長男が自立して6人で横浜に住んでいます。北九州市出身。MJプロ。母フラ、母レレ、母ドラメンバー。みそまるマスター。