お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

怖い母力 映画「ハッチング-孵化」

映画「ハッチングー孵化ー」を本日鑑賞

母親の理想の娘になろうと
自分を押し殺して生きる少女

あることがきっかけで
(この事件もぞっとする)
カラスの卵を自分の部屋に持ち帰る
そして家族に内緒で
孵化させようとする少女ティンヤ
やがて小さな卵は大きくなり
怪物が誕生する

そこからが恐怖の
始まりだった

母はかなわなかった夢を
子どもに押し付けて
娘の気持ちなど考えず
娘の苦しみに気がつかない
その思いが怪物となって
姿を現したのだ

怪物の姿がカラスの化け物だ
少女と同じ位の大きさで
キモかわいいのだ
その化けガラスは
ティンヤを母親のように慕う

2人で抱き合ったり 
一緒に眠ったりするシーンは
私のことをわかってくれるのは
この子(怪物)だけと思っているのかな?
と考えると 泣けてきた

しかし
怪物が誕生してから
物語は恐怖と残酷が待ち受ける
悲しくつらい作品だ
(怪物ですから怖くて目を覆いたくなる
 シーンもありますが)

自分の夢を押し付けることが
子どもにとって どんなに酷いことか
彼女が育てた化け物が教えてくれた

ホラー映画は嫌いだが
この作品は良かった

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ABOUT US
尾形智子
子どもが小学校、幼稚園とそれぞれ入った頃 「何かしたい」と出会ったのがお母さん業界新聞でした。 あれからすでに20数年たつとは、驚きです。 しかし、いまだに孤育てに悩むお母さんがいて それがますます、加速しているようです。 だからこそ今、お母さん大学は大切だと思います。 現在、子育て卒業の62才! 30と27の息子 夫と暮らしてます 現在は学童保育で  子どもたちと奮闘中