『大河への道』5月20日(金)全国公開
世界を驚かせた「初の日本地図」完成から200年。
その裏に隠され続けた秘密が、遂に明かされる。
公開に先駆け、試写会へ。
歴史が苦手な大人でも、この人の名前は覚えているだろう「伊能忠敬」。
弟子たちと17年をかけ全国を測量、歩いた距離は地球一周分!
1821年に日本初の実測地図が完成した。
江戸時代の測量技術、気の遠くなる作業、そしてその正確さに驚き、
この時代に「地図」をつくる意味にも気づかされる。
地元では親しみを込めて「チューケイさん」と呼ばれる
伊能忠敬の大河ドラマをつくれないか、とある市役所の話からはじまる。
立川志の輔(落語家)さんの新作落語に惚れ込んだ中井貴一さんが
映画化を切望、企画したものだ。
江戸と令和、2つの時代が舞台で、キャスト全員が二役を務める。
これがうまくあてていて、おもしろい。
「道に迷ったら、この映画。」このキャッチにビビッ!
歴史を変えていくのは、その時代を迷いながら悩みながら
一生懸命生きている人たちなんだ。
観終わったあと、特に心に残ったのが
江戸舞台の中井貴一さんの「ことば」。
ぎゅっと凝縮したことばで伝えていたかっこよさ。
それを察して受け止める人たち。
現代はことばが足らない、コミュニケーション不足と
つい簡単に片づけてしまうが
本来私たちは、短いことばの中にいろんな思いを詰め込み
思いやって認め合って感じ取る文化だったんだと理解した。
令和にそっくり持ってくるのは難しいけれど
発する側も、受け取る側も、繊細なところを感じ取れるよう敏感でありたい。
「恐悦至極に存じます」
今後、このことばを聞いたら、中井貴一さんの涙のシーンを思い出すだろう。
宇賀さん お久しぶりです!
宇賀さんとは映画の話しを
よくしましたね!
この映画 映画館で予告編を観ましたよ
今日も 王様のブランチでも紹介されて
ました
「発する側も、受け取る側も、繊細なところを感じ取れるよう敏感でありたい。」
おっしゃる通りですね
SNSが普及して人のコミュニケーション能力が
落ち敏感さ繊細から遠ざかっています
このような作品を観て 言葉について
考えてくれたらと(特に若い人)
思わずにはいられません
尾形さんの映画の話、楽しいです、ありがとうございます。
いつも「佐藤健」に行きついてましたよね(笑)
中井貴一さんキャスティングに魅かれたのもありますが
学校の歴史の勉強のその向こうに、たくさんの物語があるんだと想像できたし
「チューケイさん」や仲間たちを尊敬しました!
北川景子さんの美しさ!映画のscreenで観たいですね。