お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

母の日 今日は無料

時折、わが家では末っ子一花の「nakaraレストラン」がオープンする。
(なんでレストランの名前がnakaraになったかは未だなぞ)

先日の母の日、これまでにないスペシャルイベントが催された。
ランチ時に渡されたメニュー表には「母の日 今日は無料」と書かれてあり、
炒飯を注文すると、店長一花さん自らスーパーへ買い出しに。

今日は特別な日だからと飲み物やデザートのケーキまで買ってきたようで、、
私が仕事をしている間、それはそれは真剣な表情で炒飯をつくってくれた。

しかも姉と兄の分まで。こんな心づくしのランチ、おいしくないわけがない。

そして、夜。

壁にかけてあるホワイトボードには、
「8時からコンサートがあります。場所 畳のへや」とあった。

ちなみに畳の部屋は仏壇とベッドが置いてある。

時間になって行くと、仏壇とベッドの間に用意された観客席。
ここに座ってくださいと言われるがままに座った途端電気が消え、

「8時半までになります。おトレイなどはご自由に」のアナウンスが流れ、
ベッドの上でいちか劇場がスタート。

演目は、宝探し。
見つけたおもちゃの宝石は観客であるお母さんにプレゼント。

しばしの休憩後、

後半はいちかミュージカルがスタート
「ママ、アイラビュー」と歌い踊り、全身で愛を表現。
最後はハーモニカを吹いて終了となった。

途中途中、明かりを消したりつけたりで照明さんの役割もバッチリ。

お腹がよじれるくらい笑えるシーンもあるかと思えば、
最後のミュージカルでは、なんだか感動して涙まで出てきた。

「ママが泣くとは思わなかった」と一花。

こんなフルコースな母の日ははじめて。
あなたのおかげで素敵な思い出ができた。

さて、次の日。
帰宅するとテーブルの上には、折り紙の可愛いカーネーション。

真ん中の息子さんから。

長女からは何もなかったけれど、それはそれでまたいい。
それぞれの愛の形がある。

こんなに幸せな母さんでいいのだろうか。

6件のコメント

感動して私も泣きそうになりました。彩さんのお子さん達の真心が痛いほど伝わってきて、うるうるになりました。
母の日、ちょっぴり期待しちゃって、何もなかったら、それはそれでちょっぴり悲しい。
でも、何もなくても、それはそれでまたいいと思える彩さん素敵です。

ありがとうございます。母の日、自分の子どもの頃はこんなことやってきたかな?できたかな?と思い出せずにいます・・・・・ということはやってなかったんだろうなー---・・・と思いながら、しっかり2人から愛を受け取らせてもらいました♡お母さんって幸せですね~。

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ABOUT US
池田彩お母さん大学福岡支局長
お母さん大学福岡(ちっご)支局長/元お母さん業界新聞ちっご版編集長。長女が1歳の頃にお母さん大学に出会いマザージャーナリストに。ペンを持ったことで視点が変化し、「お母さんになれてよかった!」と心から感じる。久留米で活動をスタートして13年。現在は、久留米市合川町の「松葉荘」で居場所づくりをしながら、九州中のお母さんにお母さん業界新聞を届けようと奮闘中。3児(中3、小6、小2)の母/MJプロ/みそまるマスター/みそソムリエ