【ここにいたいと願うことは罪ですか?】
我が街、川口を舞台にした映画「マイスモールランド」が公開中です。
いまだからこそ、おすすめの映画。
https://mysmallland.jp/index_sp.php
この映画は、川口に住むクルド人の女子高生が主人公の設定。クルドの文化やアイデンティティを重んじる父親と、日本で育った自分のなかで生じる心の葛藤、そして難民申請を取り消され、仮放免としてこの国で生きることの困難さ、ある青年との出会いが鮮やかに描かれています。
実際に在日クルド人も多く出演してるんですが、わたし絶対近所のコンビニで見かけたことある!って人もいました。
そう、身近にいるんです。
川口、蕨には2000人ほどのクルド人が住んでいます。大きな通りをいくとクルドの親子連れがお喋りしながら歩く姿をよく見かけます。
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最近、友人とのご縁から、同じ母親として共感したり感銘を受けたりしながら、ウクライナ避難民支援について伝えさせてもらっています。だけどその間も頭にあったこと。
いままで日本にいる難民と呼ばれる人たちのこと、難民認定がどれだけ少ないかについて、そして身近にいるクルドの人たちのこと、気にはなってても、知らなかったなぁっていうこと。矢印が自分に向いて問うてきました。
そんな矢先、3月下旬にNHKBSの先行放送でこの映画を観た時に、映画終了後のインタビューで監督がクルドの人たち、そして色んなルーツを持ってこの国で暮らす人たちのことを
「いなかったことにしないでほしい」
って語っていたのが印象的でした。
映画の主人公のサーリャが強くこの街で生きていきたいっていう想い。
「ここにいたいと願うことは罪ですか?」
この一言が重みを増して長く響きます。
何ができるわけじゃないかもしれないけど、自然な形で出会えたらいいし、考えるきっかけになりました。
今だからこそ、おすすめの映画です。
ちなみに主人公役の子は雑誌VIVIの表紙を飾るモデルで、家族役(父親、妹、弟)も本当の家族なんだそうですよ!
埼玉にクルドの方がたくさん住んでいる地域があって、ダンスなんかもあるって、
随分前にテレビで知って、おもしろー--いって一人で興味津々見ていたのを覚えています。
でも私が感じている以上に厳しい厳しい現実がたくさんあるんですよね。
調べてみたところ、佐賀に7月1日からくるみたいなので、ぜひ観たいと思います!!
毎年、隣の蕨市の公園でクルドの伝統行事のお祭りを集まってしているそうです(^^)
そう。映画をみて、こんなにも無情な対応があるのか…と思わずにはいられないシーンもありました。川口市は全国住みたい街ランキングで一昨年、去年と1位になったようですが、誰目線?ホントー!?って思っちゃったり^^;
でも知ることから始まる何かがあるかな。
佐賀で上映されるんですね!ぜひ観てみてください。感想聞きたいです!