子どもたちが大きくなり、「卒母」と言われることがある。
私はこの言葉がきらい。
子どもに依存しているとか、かまってほしいとかではない。
これまでの人生、お母さんを経験してるから、今の私があるし
これからもお母さん業はずっと続いていくと思っている。
楽観的、前向き、とはちょっと違う。
お母さんであるということを、常に感じているということ。
ふとしたときに「今の自分が一番幸せ」と思うことが、とっておきのおまじない。
幸せなことはもちろん、辛いこと、悔しいことも山ほどあったし、
まだまだ悩みも尽きないけれど
これまでのすべてのことが今の私につながっている。
「あんなことあったなぁ~。だから今、こうなってるよなぁ~」と気づくこともある。
反省はしても後悔はせず、歩むべき道を歩んだり、走ったり、たまにサボったり。
自分で「よしよし」してあげる。
足らないとこばかりの私だけど、自分を好きでいてあげる。
それもこれも、もしかしたら、
いや、もしかしなくても
7月30日の7時30分に乾杯してきたからかもしれない。
トランタンネットワーク新聞社(現お母さん業界新聞社)と出会い、
今年の乾杯で20回目になる。
私のようなお気楽なお母さんが続いてくれることを祈って
今年も私に、家族に、お母さん仲間に、大切な人に、乾杯する。
>お気楽なお母さん
この言葉が、なんか、うれしい。
私たち、20回も、30回も、乾杯している、
お気楽で、幸せなお母さんなのかも。
子育ては、永遠です。
今年も、一緒に乾杯しよね。