「お母さんうるさい」上等！

長男小学5年生。
汗をかくと、臭い。
ああ、ついに男子臭を醸し出す年齢になったのね。

昨日も、運動系の習い事で大量の汗をかいた。
いやはや汗臭い。
帰宅後お風呂に入っていったのだが、
ありえないくらい出てくるのが早かった。

「ちゃんとシャンプーしたの？！」
「身体もしっかり石けんで洗ったの？！」
指摘すると、
「ちゃんと洗ったよ」とふてくされながら返事をする。

その後、リビングには来ず、
奥の廊下でつながっている、義母が住む母屋に行った長男。

あれ、ばーちゃんちに何しに行ったんだろ？

なかなか帰ってこないので、夫が様子を見に行った。
そして戻ってきて、

「お母さんがうるさいから、ばーちゃんちにいるんだって」

⋯ぬおー！ついに来た！
「お母さんうるさい」のその言葉！

上等じゃないか！
成長の証じゃないか！
赤飯炊くか？の気持ちじゃ！

寝る時間になって、母屋から戻ってきた。

「ねえねえ、さっきは、お母さんがうるさいからばーちゃんちに避難してたの？」
と聞くと、
「ち、違います」と首を横に振る。

「さっきお父さんから聞いたよ？」
と念押しすると、
さらに首をぶんぶん横に振る。

ほほう、まだまだ赤飯炊くには早いか(笑)
ちょっと残念のような、
でもホッとしたような。

もう少し可愛いままでいてください。