いま、7月30日のお母さんが夢に乾杯する日に向けて盛り上がっているが、私にとっては、その翌日がまた大事な日。いや、私じゃなくて息子にとっては。故に私にとっても。
息子の大親友が北海道に引越す日なのだ。こうやって文字で打つだけで切なくなる。毎週末、公園やプールで遊ぶのを楽しみに、それを生きがいにしてきた息子。数少ない友達の一人。プログラミングでゲームを作ったりする共通の趣味もあって、親友と話をする時がとても嬉しそうだ。
そんなかけがえのない存在が遠くに行ってしまう。
「あー7月よ、止まれ!」
「夏休み、今年に限ってはこないでほしい。引越しの日、80%くらい泣いちゃうかも。もしかしたら荒れるかも」
いや、80じゃないよね。100も越すよね。。だってお母さんだって泣きそうだもん。息子がこれから感じる痛み、寂しさを思うと、感情移入してしまう。小学生時代に親友が引越す。それがどれだけインパクトのあることか。彼の代わりはいない。いつも遊んでた公園、帰り道、学校、そこかしこで思い出しては切なくなるのか。息子はこの波を超えていけるのか。
私が寂しがってどうする!自分に喝を入れながらも、気持ちがあちこちに行く。
彼がいる残りの日々。息子なりに大切にしたくて、彼の誕生日プレゼント用に「友だち」と彫った消しゴムやプラ板のキーホルダーを作っていた。どんな宿題もそっちのけで。
「僕にとっては、これが一番の仕事なの!!!!」
そう言い切る強い意志は、朝5時に起きて消しゴムを彫る姿からも感じられた。この子、出された課題をスムーズにこなす子じゃないけど、自分で見つけたモノはとことん取り組むんだ。
息子のそんな背中を見て、やるじゃんって思った。同時に、私はいままで何を見てきたの?って思った。
私にできるのは、私が気にしすぎないことを心がけ、普段と変わらない生活を送る巣作りをすること。夏休みらしいイベントを楽しんだり、ボーッとしたかったらボーッとさせておいたり。わーーーっと気持ちが爆発したら、安全だけは確保しておく。横で泣きたいと思ったら泣いて。話したいと思ったら聞くから。
それだけ。それだけしかできない。後は息子が超えていくんだ。どう考えたって、前向きに捉えたって、10歳の息子にやってくる今までで一番の試練。だけど、これはきっとその先の成長物語。家族みんなで支えるからさ。北海道に遊びに行こう!いまは離れていてもオンラインで繋がれるしね。
フレーフレー息子!
大親友と出逢えたこと、楽しい日々、そしてこから訪れる別れ、子どもがそうやってかけがえのない時間を過ごしてきて、お友達との限られた時間を大切に過ごす、こんなに貴重な体験はあまりないのでは?
親子共に成長する出来事ですね。
離れたとしても、その友情はきっと続くと思うし、この別れがあって、もっと深まることもあるかもしれない。
未知数です!そして、今後の子どもたちの成長が、楽しみでもあります。
恵さんの
普段と変わらない巣作りをする
ってところ、共感です。
真紀さんありがとうございます!いまは一日一日がとても貴重です。
時間の許す限り、たくさん遊ばせてあげたいと思ってます!
距離があってこその友情、これからもっと大切にできそうです。
一緒に叶えたい将来の夢もあるようで、何だかそれにワクワクする
母たちです。
母としての見守り方に頷いています。
この経験もとても大事だから!
ネットで会える時代の今、これからどうなるのかは親としては未経験。
未来を作るための今を大事にしてください。
ありがとうございます!
返信が大変遅れて失礼しました。
また親友のお引越しについては書きたいと思いますが、彼が旅立つその日まで、毎日毎日合間を縫うように遊べて良かったです。
息子が実感が湧いてくるのは、2学期が始まってからかなー。
でも北海道で地震があったら、「大丈夫かな!?」って心配するし、また会える日を楽しみにしています。
大切な経験を親子ともどもしている気分です。