お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

子育て川柳「妊娠病」

「突然に 増えだすリスク 妊娠病」

 

『妊娠病』というのは

この川柳のために作った造語

我ながらイマイチ面白くない川柳だとは思うが

知らなかった妊娠の真実のひとつだったことは確か

 

妊婦は

つわりが終わって安定期に入ったあたりから

「妊娠高血圧症候群」と呼ばれている病気の発症率が

ぐんと上がる

 

それは妊娠中に

高血圧とか

高血圧に加えて尿たんぱくが出たりする

病気の総称で

発症するのは全体の3~7%と言われている

 

俗称では

妊娠高血圧とか

妊娠糖尿病なんて呼ばれることもある

 

普段の生活では

まだ縁遠いような気がしていた

中高年以降の

いわゆる成人病だと思っていた病気の名称が

急に身近になるのだ

 

原因は

はっきりと分かっていないらしい

 

普段健康な人も

妊娠したら体調が代わることも多々あるし

むやみに怖がる必要はないけれど

事前に知っていたら

もっとちゃんと体調管理したのにな

というのが本音

 

実際に発症すると

母子ともに影響のあることなので

軽度であれば食事療法

重度になると入院を余儀なくされる

 

「二人分♪」

とか言って

バクバク食べていてはいけないのである

体重についてチクチクいう医者を

「うるさい」とか

思ってはいけないのである

 

つわりが終わったら

安定期に入って

後は楽しい妊娠ライフ♪とか

勝手に思い込んでいたけれど

やっぱり妊娠は命がけで

生みの苦しみは続くのだ