お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

小学校の跡地について考えた

3月に小学校を卒業した次男。
その小学校は3月末で閉校し、その後の行方はまだ決まっていない。

6月末に区の方から学校跡地の使い道について、地域住民の声をヒアリングするためのアンケートが届いた。
いくつかの選択肢の中から選ぶというアンケートだったので、夫と相談しながら「集える場」のような使い道という項目に〇をつけて提出。

つい先日、次男と小学校の行方についての話になった。なぜその話になったのか、それまでの会話が思い出せないのですが、次男とのやり取りが楽しかったので、メモメモ。
区からのアンケート回答の時期がもう少し遅かったら、次男の意見を反映できたのに・・と思う。それ以前に子どもたちが通っていた学校なんだから、子どもたちにも意見を聞いてみるという発想がなかったことに反省。

  • 放課後デイサービスのような場がいいね。
    →三男の放課後デイがなかなか見つからなかったから。普通の学童だと難しいけれど、少しの手と理解があれば過ごせる場。障害の有無に関係なくふらっと遊びに行ける場。
  • 赤ちゃん連れの人もおしゃべりできる場がいいね。
    →とにかくいろんな人が混じり合えればいいんだよ。やりたいことを考えてやれるのもいいよね。赤ちゃんと触れたい人もいるよ、きっと。
  • 長期休暇限定の居場所とか?
    長期休暇になると、親が午前中だけは仕事でいないっていうおうちも多い。でも、学校内の学童は長期休暇は100人以上になるから、人数が多いところが苦手な人は行きにくいよね。弟(三男)も人数が多いから利用を断られたし、長期休暇だけ開放してくれる場っていいよね。毎日使う人は月額料金で、毎日ではない人は利用したい日だけお金を払って…
  • 高齢者と子どもが混じり合えるような場所がいいね。
    →もともと高齢者施設のために作られた建物だったけれど、当時の地域住民の反対で小学校としての活用に変わったという背景があるのです。おじいちゃんおばあちゃんは子どもから元気がもらえそうだよね。おじいちゃんおばあちゃんと一緒に過ごすことも減ってきたけれど何かいい知恵を教えてもらえそう。お互いで見守れれば、居場所にもなるよね。

【結論】
全部ひっくるめたらいいんじゃないの?元気なおじいちゃんおばあちゃんがスタッフさんになって、受け入れてくれたらいいんじゃない?バイト代にもなるし、おじいちゃんたちも子どもたちも行くところがあって助かるよね。

 

色々話しているうちに、どうしたら運営できるのかも考えたら面白そうとハハが言ったら、
真剣に考えていた次男。

次男には言わなかったけれど、次男自身が居場所が欲しいのかな。
今までもこういう居場所あるよって時々言っていたんだけど、人がいるところには行きたくないってずっと言っていた。

「外には出たいけれど、学校がある時間帯は口実がないと出れない。犬が欲しいけれど飼えないから、犬の散歩がしたいけれどできない人がいたら代わりに散歩するよって言えたらいいのになぁ。そうしたら外に行けるし、犬とも触れ合える!!」というつぶやきもあった。

堂々と外に出たっていいんだよって言ったけれど、小6の頃、平日に小学校の近くにある公園で休園中の四男と遊ぶといった次男に「いいの?」ってハハが思わず言ってしまったことがずっと引っかかっているみたい。

小学校の跡地についての語り合いはその日の夜限り。
もうすぐ夏休みも終わるけれど、次男はどうするのかなぁ…とつい考えてしまうハハでした。

2件のコメント

スゴイ!小学校の跡地談義。運営まで考えるって面白そう(^^)/ いっそのこと、小学校だから小学生に後のことは決めるという企画からやっていくとめっちゃいいものになりそうですね。

うちの家にいる息子君も犬が大好きです。それで、わが家も買えない・・・

以前、犬付きの民泊に泊ったことがあり、散歩をみんなで喜んでしたのを思い出しました♡

池田さん

子どもたちで考える企画の方がいいですよね。地域の方の声も大事ですが、母校である子どもたちの声も反映出来たらいいなと思います。

お散歩体験もできる犬付きの民泊いいですね!

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ABOUT US
松本茉莉
4人の男児の母。 耳がきこえないママが地域に住むきこえる人と繋がれるようなきっかけづくりをしかけるために活動中。 また、発達障害を持つきこえる子どもを育てているきこえない親が集える場、情報交換ができる場、勉強できる場を定期的に開催中。 文字を書くことが好きなので、母親目線、当事者目線で発信していきたい。