お母さん業界新聞のバックナンバーが読めるデータベースができたらしい。
お母さん業界新聞データベース
2008年発行の第1号から読み進めようと思っていたのだが、数号読んで挫折した(笑)
これは順番に読むより、かいつまんで読んでいった方がいい気がする⋯
さて、どれを読もうか。
ふと「私がお母さんになった時に発行されたものを読もう」と頭に浮かんだ。
私がお母さんになったのは、2012年2月。
長男を出産した月だ。
第44号、とある。
私が新米お母さんで弱々しく生きてる頃、新聞はすでに44号。
でもそれは、2008年から発行の分が「44号」であって、
実際は30年前から、名前を変えつつも新聞を発行し続けている本部の皆さん。
あらためて歴史の深さに脱帽。
ロゴとか細かな紙面構成は今とは違うが、
大きな構成は今の新聞とほぼ同じ。
内容は、正直な感想として、
「今よりとんがってる」
表紙のお母さんが「躁うつ病治療中です」だったり、
中面には精神科医の先生の質問コーナーがあったり、
全体的に、さまざまな年齢立場のお母さんたちへの記事、という感じがひしひしと伝わる。
以前、DV被害者の方の取材記事が掲載されたことがあったが(2022年1月号)、
それくらい尖った記事が今ももっとあっていいのかもしれない。
それは置いといても、
全体を読んだ感想は「お母さんの心は変わらない」。
第1号を読んだ時も思ったが、
どれだけ時代が変化しようとも、環境がこんなに変わっていようとも、
お母さんが子どもを想う心、子どもを通して見えるもの、それらは大きくは変わらないのだと。
そう、変わらない。
となると、以前に比べて育児が苦しく思えるお母さんが増えているのは、
過剰な情報のせいだったり、SNSとかのせいだったりするのだろうか。
「隣の芝生」が見えすぎるようになったこと。
過去記事を読んでいると、
なんかほっとする自分がいる。
あー、昔(と言っても15年前とかだが)のお母さんたちもみんな一緒なんだな、と。
みんな同じように、悩みもがきながら子どもたちと向き合って生きてきた。
そう思うと、子育ての軸はとてもシンプルで、
この先メタバースが当たり前の社会になろうとも、AIが人間の仕事を取って代わろうとも、
「お母さんはスゴい」ってことは不変の真理であり続けるのだ。
過去記事、すごい。
お母さん業界新聞、すごい。
私はまだ購読し始めて5年のひよっこ。
しかも最初の2年くらいは流し読みで、ぜんぜんしっかり読んでない(苦笑)
ちゃんと読みます、はい。
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