お母さん業界新聞のバックナンバーが読めるデータベースができた、とのことなので、早速拝読しました。
自然なお産、10代の妊娠出産、胎内記憶について…。
こう言っては何ですが、今よりもかなり踏み込んだ内容のものが多く、もしもTwitterに載せたら秒で炎上しそうだなぁとも感じました。
ですが、それだけ読み応えがあり、お母さん業というものがいかに底が深いものかということを改めて痛感させられました。
その中で私が選んだのは、2009年9月号。
まず目に入ったのは、よく知っている方が表紙であったこと(初期の静岡版編集長)。
先日、実は地元のマルシェでお会いしたのですが、この時映っていたお子さんたちは、今は立派な高校生だとのことでした。
子どもの成長って、本当にあっという間なのだと感じ、毎日、大変な中でも子どもたちと一生懸命向き合いたいなと改めて感じました。
そしてこの新聞の中でもう一つ衝撃的だったのは、16歳で妊娠出産した夫婦の特集を取り上げていたこと。
ここ最近、若年で妊娠出産したものの、出産直後に遺棄したり、虐待してしまったり、という悲しい事件が相次いでいました。
10代の出産、賛否両論あるかと思います。一概にどの選択をすべきか、簡単に結論を出せない問題、書き方次第では批判やクレームもあり得る問題にあえて踏み込んだところに、藤本さんの新聞への思い入れを強く感じました。
この方々は今、どうしているのだろう…と物凄く気になってしまいました。
藤本さんが新聞を始めてから10年以上の歳月が流れたとのこと。新聞を読みながら、これまで新聞に登場した方々は今どんな人生を送っているのだろうか…ということに思いを馳せるのでした。
どんな人生であったとしても、全てのお母さんとお子さんの人生が、彼らににとって幸せなものでありますように、と願わずにはいられませんでした。
藤川さん、読みました。
先日横浜でOPENした、ワーホプレイスとらんたん。ここの水道工事に来てくださった方がいます。
高橋さんです。
その日は、息子さんと一緒に来て、お湯が出るようにしてくれました。
私が工事の立ち合いでいたのですが、なんとなくお話をしていたら、「実は娘が新聞に出させてもらったことあるんだよ」と。
そうです、藤川さんが読んだ16歳で出産した方のお父さんでした!
私は、全く知らされていなかったので、ただ、以前からお付き合いがある方、と聞いていましたのでびっくり!
「あの時生まれた孫が、13歳になるんだよ」と話してくれました。
とても幸せそうでしたし、娘さんもお子さんも元気とのことを、藤川さんに伝えたくてコメントしました。
私は、味方になってくれる人が一人でもいたら、どんなお母さんでも幸せになれると思いました。
もちろん両親が一番の味方。夫も。
友だちも、お母さん大学生も。
自分の子育てを一緒に考えてくれる、藤川さんのように幸せを願ってくれる人が多ければ多いほど、お母さんは笑顔になるんだろうと思いました。
植地さん
コメントありがとうございます。
この時のお母さんも、お子さんもお元気とのこと、安心しました。
藤本さんからも伺いましたが、今は3人のお母さんだそうですね。
宇賀さんが記事の下の欄にコメントを寄せていましたね。「もし我が子なら、賛成できる?(中略)きっと色々な思いを消化しながら、前に進むことを決断したのでしょう」と。
私も、同じことを考えました。
このお母さんがお子さんを育てる決断を下して、その決意を今日まで貫き通したこと、まず本当に凄いことだと思います。そして、お母さんだけでなく、娘の決断を最終的に応援することに決めて、今まで支えてこられたご両親も凄いなと感じました。
当時、ご両親はどんな心境だったのだろうか、いつの日か取材してみたいと思いました。
味方がいることって、本当に大切だと思います。誰かの支えがあったり、話を聞いてもらえたりするから乗り越えられること、子育て中は特に沢山ありますよね。私も、沢山の人に支えられて今日まで来られました。
誰かを支えたり、支えられたり。そんな繋がりを作っていけたら、と思いながらお母さん大学を続けています。私も、いつの日か、子育てに困っている誰かの支えになりたいと植地さんのコメントを読んで感じました。
https://okaasan.co.jp/15-200909/