お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

駅中ピアノに思春期息子の今を感じる

福岡県久留米市は今日から、2学期がスタート。

夏休み最終日の昨日、

「田舎に行きたい」「山に行きたい」と言う子どもたちとうきは市へドライブへ行ってきました。


平成11年に、農水省の「日本棚田百選」に選ばれた「つづら棚田」を見て、


筑後川の源流の滝「調音の滝」で涼んで、

帰り道、田主丸のかっぱ駅へ。
駅中ピアノが見たいとピアノ好きな息子さん。


「誰もいなかったら弾こうかな…(極度の人見知り!)」
「雨が降ってたら弾こうかな…(雨が大好き!)」と言いながら…。

人はいるし、雨もふらず…

でも、

ソフトクリームを食べ終わっても帰ろうとはせず、

ピアノの上に置いてあった募金箱(ピアノメンテナンスのための)に
自分のおこずかいから募金をして、

到着する電車を何回も見送り

少しずつ…
少しずつ…

ピアノとの距離が縮まり、
ようやく椅子へ。


妹と一緒にうれしそうにピアノに触れる息子。

中学校に入学して、
学校に行かない選択をし、
外にほとんど出てない彼だけれど、

「ピアノは遊び」と言いながら、
独学で私たち親がビックリするくらい上手に弾けるようになった彼。

家だからこそ思いっきり弾ける彼だけれど、

外でも弾いてみたいんだなぁ、
誰かに聞いてみてもらいたいんだなぁ、
ほんとにピアノが好きなんだなぁ
おもしろいなぁ、かわいいなぁ、

「彼はだいじょうぶ」

と、

無添加珈琲のさっぱりした味と息子の揺れる気持ちを
しっかり味わった2022年夏休み最終日でした。

 

3件のコメント

ピアノ好き男子、カッコイイです。公共放送の「駅ピアノ」「空港ピアノ」が好きで、良く観ています。外で、しかも人前で弾くって、相当な勇気が必要だと思うから、息子さんたち凄い。
思春期ってピリピリした印象があるのに、自然に包まれた旅行記だからなのか、穏やかな内容。無添加珈琲も気になります。

木村さん コメントありがとうございます(^^)/ 今回は弾いたというよりも、はじいた感じでしたが、彼にとっては大切な時間、一歩だったんじゃないかなと思っています。近所に義理の両親が住んでいるので、いつか近い将来、聞たかせてあげれたらいいな~と勝手に想像しながら、でも、あまり過度には期待せず、今の彼をそのまんま感じようと思った出来事でした。
新学期がはじまって、まだまだ揺れ動くことがたくさんこれからあると思うのですが、こんな瞬間があるとホッとしますね。

パソコンのほうが私には読みやすい打ちやすいのですが、パソコンから数日離れておりました。

タイトルにひかれてクリック(笑)

ずっと記事を拝見してきたので、そんな私が思っていることは
彩さんが経験を大事にしてきたこと、その時々の子ども達の経験の邪魔をしない母だったこと。
だからこそ、管理的な学校制度に敏感な子どもは行かない選択をすると私は思います。
そしてこれからの時代は、自分で生き方を作っていく次世代が生まれてきた!と思っています。

学校とか資格とかにとらわれず、自分で学ぶ姿勢があれば、これだ!と選び取る力もできていくはず。
独学で大人になっている人もネット時代には散見できますから、生きる力を今学んでいる最中だと
親はとらえることが大事だといつも思っています。

ちなみに我が息子もどちらかと言えば独学が好きなタイプだから、趣味でピアノ練習しているようです。

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ABOUT US
池田彩お母さん大学福岡支局長
お母さん大学福岡(ちっご)支局長/元お母さん業界新聞ちっご版編集長。長女が1歳の頃にお母さん大学に出会いマザージャーナリストに。ペンを持ったことで視点が変化し、「お母さんになれてよかった!」と心から感じる。久留米で活動をスタートして13年。現在は、久留米市合川町の「松葉荘」で居場所づくりをしながら、九州中のお母さんにお母さん業界新聞を届けようと奮闘中。3児(中3、小6、小2)の母/MJプロ/みそまるマスター/みそソムリエ