お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

息子の武勇伝

わが家から熊本まで57キロ

高速を使って、車だと約1時間半
自転車だと…グーグルマップでは5時間…

9月27日、中1の息子が大冒険に出かけた。
片栗粉と小麦粉と、そして息子 | お母さん大学 (okaasan.net)

息子の頭の中では、その日中に行って帰ってくる予定だったが…

18時過ぎ、もうそろそろかなーと思っていた矢先、
実家から、「しんちゃんが到着しました!!」と電話がなった。

ばあちゃん家には寄らないと言っていたので、あえて両親には言ってなかった今回のチャレンジ。

でも、途中でスマホの充電も切れ、暗くなってきて、
なんとかして、ばあちゃんの家まではたどり着かないと!と思ったようだった。

お迎えに行くと、
お風呂に入りサッパリした顔の息子がいた。

知らないおばあちゃんにカッパと飲み物をいただいたこと

歩く筋肉と自転車をこぐ筋肉は違うこと

看板を頼りに熊本まで向かう中、
60キロとあったのに、次の看板には65キロに増えていてビックリしたこと

雨に濡れてびしょびしょになったお札を使っていいのかわからなかったこと

熊本城をバックに両手を広げて最終ゴールの写真を撮りたかったのに、
それどころじゃなかったこと

たくさんきれいな花が咲いていて写真を撮りたかったけれど、
充電が切れてしまって何も残せなかったこと

スマホの充電が切れ、知らない土地で一人、
どこにいるのかもわからない、だんだん暗くなっていき
不安で涙が出てきたこと

4時間後は無になり
8時間後は泣いたよ

もう二度と行きたくない

とか

昔の人はすごいね、歩いてたんだもんね。

車ってすごいねー

と興奮冷めやらず

最近は実家に遊びに行ってもあまり話をしていなかった息子に両親も嬉しそう。

「じいちゃんも高校生のころに、お母さんとケンカして、
夜、佐賀まで自転車で行ったことがあるよ。星空がキレイだったよ」

と冒険話に花が咲いた。

さて、お次は末っ子一花さん(小3)。
私も行きたい、やってみたいと言い出した。

さてさて、
どうしようかな…。

母、試され時です。

 

12件のコメント

中1ですごい冒険ですね、行かせた母もすごい!息子くんは旅で色んなことを学んだのですね、カッコいい!!スマホの充電が切れても、おばあちゃんちまでは行けると思ったのですね、ナイス判断!
旅はいいですね、生きていくうえで大事なことを学べる。勉強よりもずっと社会に出てから役に立ちそう(笑)
一花ちゃんの冒険がどうなるのかも気になります。

結果が二度と行きたくないだったとしても、自分でやってみたことは本当におっきいなとつくづく感じた出来事でした。

今日、一花もチャレンジしてきました。さすがに熊本は無理なので、、、、
真之介アシストの元、我が家から車で30分くらいの距離の夫の実家へ。
私が行こうかと言うと「それじゃあ、意味がない・・」と断られてしまいました…寂しいけどうれしいです。

1番上の黄色いラインを読んだ瞬間、どれだけ大変だったか…そこからは、一息子の母として涙しながら読みました。
挑戦して、考えて、行動に移して、達成したこと。すごいです!大人の方がめげてしまいそう…。
熊本城前で写真は撮れなかったけど、熊本のおじいちゃんのお家に一人で行ったことが大証明ですね。
大冒険記事に胸いっぱいです。
お裾分けしありがとうございます!
お姉ちゃんのことも、いちかちゃんのことも当たり前だけど3人それぞれで、でものびのびとやりたいことを挑戦している池田家がすごいです。こんな風に育ってほしい!
そのためには私が大きな心を持たないといけないなー、母力がまだまだ足りないんだな〜と感じました!
先輩お母さんと、先輩きょうだいに、沢山影響されました〜!

読んでくれてむしろありがとうございます!息子の武勇伝、わたしにとっては本当に宝ものですが、私以外の方にもこうやって喜んでもらえるって本当にうれしいなと改めて思いました。

カッパね、着て行ったんですけどね。アウトドアのカッパだったので、おばあちゃんにはカッパだと思ってもらえなかったみたいで、めっちゃ心配してくださったみたいなんです。家から3つカッパ持ってきてくれて、どれでも好きなの持っていきなさいって。

こういう出来事が本当に心に残るんですよね。

濃くなりますね。本当に。
最近の子どもたちの成長っぷりがまぶしすぎて、、、、
あー-もうあまり一緒にいる時間はないのろうなと切なくなったりいろいろです。
これからのしんのすけが楽しみで仕方ありません。

こんなにたくさんの発見が…!

たくさん伝えてくれること、幸せですね♡
やってみないとわからないことたくさんありますよね。

息子さんもすごいですが、息子さんを信じて送り出した彩さんもすごい!

そうなんよー。もっともっとここに書ききれないくらいあって。
その何倍も何百倍も彼の心の中には言葉にならないこともたくさんあるのだと思います。

同じ道をたまたま通った時には「あ、オレここ通った」ってその時のことをいろいろ話してくれて、
いつまでも話してくれたらいいなー---。

はい!本当にうれしい大冒険でした。
一つ、大きな自信につながったんじゃないかな~と思っていますが、
劇的に変わるとかではなく、彼のこれからの歩みを期待しすぎず、楽しみながら見守っていきたいと思います。

コメントを残す

ABOUT US
池田彩お母さん大学福岡支局長
お母さん大学福岡(ちっご)支局長/元お母さん業界新聞ちっご版編集長。長女が1歳の頃にお母さん大学に出会いマザージャーナリストに。ペンを持ったことで視点が変化し、「お母さんになれてよかった!」と心から感じる。久留米で活動をスタートして13年。現在は、久留米市合川町の「松葉荘」で居場所づくりをしながら、九州中のお母さんにお母さん業界新聞を届けようと奮闘中。3児(中3、小6、小2)の母/MJプロ/みそまるマスター/みそソムリエ