ダ・カーポさんが歌うお母さんの応援歌をリアルに聴いて

12月21日ダ・カーポさんのコンサートがあり鎌倉に行って来ました。

ご夫婦の榊原まさとしさんと広子さんのハーモニーと娘さんの麻里子さんのフルートが奏でる音色はとても心地よく、すぅ～と体に染みこんで、一瞬でダ・カーポさんのファンになりました。

私が小学生の頃に家族で欠かさず見ていたドラマ『裸の大将放浪記』。

その主題歌は、ダ・カーポさんの歌う『野に咲く花のように』でした。私はこの曲が大好きでした。

あれからうん十年という時を経て、お母さん大学のテーマソング『はじめての日』をダ・カーポさんが歌っていると知って大興奮したことを思い出しました。

今日リアルに聴けることをとっても楽しみにしていました。

コンサートが開幕。

一部は麻里子さんのフルートにピアノとチェロのアンサンブル。クリスマスの選曲もあり、一気にクリスマスムードに。

今日は金子さん、永安さんはクリスマスファッションでしたよ。素敵！

2部最初の曲は新曲の『今日が一番若い』。ハツラツとしたアップテンポの曲で活力がみなぎる１曲でした。

一気にダ・カーポワールドに引き込まれました。

曲の合間にメンバー紹介も。それでお孫さん誕生のお話に。

麻里子さんはご出産されてお母さんとなり母性が溢れ、わが子が一番かわいいとお話しされていました。

どの親もきっとみな同じですよね。

そしてお孫さんの誕生により制作された曲をご披露してくれました。

人生や音楽のことも織り交ぜた、お孫さんに伝えたいことが詰まった１曲でした。

音楽っていいな！

ステージ上のダ・カーポさんとピアノ、チェロ、ギター、パーカッションの奏者の奏でる音に耳を傾けると体が自然にリズムを刻んでいました。

「お母さん業界新聞編集長の藤本裕子さん作詞、中村守孝さんが作曲…」

と、ついにご紹介があり、そう次は『はじめての日』。

曲の始まりはフルートソロで、耳慣れたメロディーでしたが生演奏は格段にいい。すでに涙でうるる。

そしてリアルな歌声。

♪～はじめて小さな命が宿った日を覚えていますか？～♪

を聞いた途端にノックアウト。

ぽろぽろ涙が頬を伝い、どうしようと思った矢先、隣で青柳さんも号泣中だったのは、意外⁉︎

泣くことは心を浄化させる作用があるというので、ダ・カーポさんの美しい歌声と相まって、スッキリ爽快な気分になりました。

そして、前列の年配の男性の方もハンカチで目頭を抑えたり、会場全体でそんな光景が広がり、感動の渦に巻かれ、みんな共感していることが伝わってきました。

ラストには照明の演出もあり、ステージからスポットライトが客席に照らされ、まさに夕焼け。(でも力強い光だったから、朝日だっかのかも？数日後に、思ったので追記しました。)幻想的な景色が広がり、ダ・カーポさんと私だけのような錯覚を覚えました。素晴らしい音楽と共に心のボルテージはマックスで終演しました。

帰りにダ・カーポさんとお話ししていたら、年配の男性の方が現れて、「覚えていますか?覚えていますか?の曲にやられちゃったよーっ」。と。

すると広子さんが、実は私も歌っていてグッときちゃって！と本音をポロリ。

親となった者ならば共感する歌詞。それは過ぎ去った日々の記憶が蘇ったり、これからやってくるはじめての日を思い描いたりで。

後者の方には、必ずペンを持って！と伝えたいです。その記録は大きな宝物となります。

こんなに素敵な曲「はじめての日」をもっともっとたくさんの人に聞いてもらいたいです。

だってお母さんの応援歌なのだから。

PS.気が付いたら12月22日になってしまいました。本日は榊原広子さんのお誕生日です。おめでとうございます！ステージでまさとしさんが仕掛けたサプライズ！！お誕生日ケーキが出てきて、バースデーソングを歌ってお祝いしました。まさとしさんはとっても優しい笑顔が印象的。歌声にも表れるお人柄。ロビーで永安さんにもその後具合はいかがですかと話しかけていらっしゃいました。