お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

「未来」ってなんだっけね?

仕事が切り替わるタイミングともあって、この年末年始はゆっくり実家のある埼玉へ帰省しました。

ひびき(7)にとっての一番の思い出は、初めて新幹線に乗ったこと、新潟で雪遊びをしたこと。あと、父の船に乗ってワカサギ釣りをしたことも強く印象的だったよう。

 

一方、実家の同敷地内にある祖父と祖母の家は…。

夏に97歳の祖父と92歳の祖母の双方がコロナに感染。祖母は無症状で祖父が心不全に糖尿病に、いろいろ併発してしまい、命からがら。「もうダメかも…」と父のLINEに一時ヒヤッとしましたが、なんとか持ちこたえた祖父。ただどうしても体力が落ち、自宅での看病や介護が難しいため、長期入院へと至っています。コロナ禍で面会禁止。この年末年始も会うこと叶わずどうしたものか。

一方の祖母。認知症が進んでしまいました。

要介護1の祖母の介護は主に母親が担っています。祖母はまだ健脚。シルバーカーを忘れて出かけてしまうほど。ただ、物事が順序だてて遂行できない。食事をしたことも忘れてしまう。私の母が疲弊状態。

一日に何度、娘に「何年生?」と聞いてきただろうか。

娘が「しりとりしよっ!」

 私「しりとり」

 娘「りんご」

 ばあちゃん 「ごはん!!!」

終わってしまった!!!!

爆笑~

元旦の初もうで帰り。自宅近くの鯉の泳ぐスポットでのこの写真。

ひびきが落ちないよう、しっかり服を握る祖母の手はあたたかい。

 

“認知のひと”は、

すぐそばに「今」しか時間が存在していなくて、(時間軸がない)

“子ども”は「今」にしかとどまることができない。(過去も未来もキョーミない)

だからこそ、案外相性はいいものだ。

 

一方、未来に悩む私たち。

未来ってなんだっけね?と思う。

 

1月から仕事が切り替わる私。

聞くだけ、観察するだけだった物書きから、

介護士として働き始めます。

https://note.com/naho1222/n/nc7bb5fdd9ab4

(詳細は↑)

子育て生活プラス、認知症や介護を要する人たちと接する生活になります。

「いま」に居られる人たちについて、ちょっと考えを巡らせていこうかと思います。

また違った視点で物事が見られそうです

お母さん業界新聞の「わたし版」・さぬきの縁側も、発行61号を迎えます。

6年目突入~!

物書きとしても、ペンを持ち続けます。

2件のコメント

白川さん!noteも、読ませて頂きました!!
単純に!めちゃくちゃカッコいい!!
すごい、行動力!!!
私は看護師という立場で、病院ですがほぼ高齢者、認知症の方がいる病院に勤めています。
日々色々考えさせられます。
業務に流されそうなときは、ふと自分の親だったらどう接してもらいたいか?と、自分の行動を見つめ直すようにしています。
応援しています!また近況書いてください。

比呂子さん note記事も読んでいただきありがとうございます。
看護師でおられるでしたよね!お疲れ様です~ コロナ禍でまた大変な日々をお過ごしかと思います。
夫の勤める特養でも日々感染者がいて、シフトもコロコロ変わって落ち着かず…です。

施設で勤め始めたら、またホント見えてくることがたくさんあるはずなので、
はい、内省する意味でも近況を「アウトプット」していきたいと思います。
エールをありがとうございます!

コメントを残す

ABOUT US
白川奈保
埼玉出身、2013年~香川へ。介護職の夫と、小学生の娘と、インコのとっちゃんと暮らす。 日常は、介護、医療、福祉に関するフリーの物書きとオーガニックなお店の店員。 好きなもの:沖縄、南米、高校野球、音楽いろいろ。 FB、物書きとしてのネームは「向田奈保」です。