この、不思議な色の不格好なお皿は…
2020年の年明けに趣味で陶芸をしている親戚に分けてもらった粘土で、長男のために私が作ったお皿です。(右上のお人形は、余った粘土で作った飾りで、写真を撮る時にひっかけたものです)
本当はしばらく乾かして素焼きをした後、春には釉薬がけをして再度焼いてもらい、完成させる予定だったのですが
直後にコロナ禍が始まってしまったこともありなかなか機会を作れず、素焼きの状態まま実に3年も眠らせてしまいました。
長男はこの間ずっと、数ヵ月に1度くらい定期的に思い出しては、「そういえばあのお皿…!色付けに行かないとね!いつ行けるかな?」
と言っていたのです。その度に、
「行きたいけどねぇ…いつかなぁ…わからないねぇ…」
としか答えられずにいたのですが…
今年のお正月、ついに親戚と私達の日程の都合がついて完成させることができました。
でも…陶芸ど素人の私にとって釉薬をきれいに塗るのはとても難しくて…丁寧に塗ったつもりだったのに、焼き上がりはこの通り斑だらけ!実用面を考えても、がたつきもあるし、食洗機に入れられないし、重いし、割ってしまうのではと気を遣うし…特別な日だけ使おうかな…と思っていたのですが
長男は『世界にひとつだけの僕のお皿✨やっとできたんだ‼️』と、とっても気に入ってくれていて
結局彼のリクエストにより、完成した日からほぼ毎日使っています。
そして使えば使うほど…私もなぜだか愛着が湧いてきて、気づけば親子で大好きなお皿になりました。
考えてみればきっと、3歳の時にすぐにできあがっていたらここまでの愛着は湧かなかったでしょう。長男もまだ幼くてお皿の価値はわからなかったでしょうし…
彼が成長した今だからこそ、そして3年前に「今使ってるプレートが小さくなってきたからすぐに使いたい」と思って作ったのになかなか完成しないし、いつできるんだろうなぁ…と繰り返し感じた、その歴史があるからこそ『特別なお皿』になったんですね。
そもそもこんなに大きくて重たい陶器、3歳児に取り扱える代物ではないから、すぐにできあがっていたとしたら即お蔵入り…もしくは割れてしまったかもしれません。
そう考えるともしかしてお皿くん、君は私達親子にとってベストなタイミングで焼き上がってくれたのかな?
寝かせることで育つ気持ちがあることや、物を大事にすることの大切さを教えに来てくれたのかな!?
勝手な解釈ですが、そんなことを思うとますます愛おしくなります。
絶対割らないように気をつけて、長ーく使っていきたいです。どうか手が滑りませんように!!
息子さんのために作ったお皿。
写真で見ると 不思議と暖かみを
感じます。
人形もかわいいですね。
ありがとうございます(^-^)
三谷さん
味わい深いお皿ですね!
特別なお皿、きっときっとずっと大好きなお皿になりますね。
眠らせておいてよかったですね。
すべて、偶然じゃなくて、全て必然だと思います。
ありがとうございます!
全て必然、深い言葉ですね!
すごい!!素敵!!!!
世界にたったひとつだけのお皿♡♡
物語があるね。愛を感じるね。
全てはベストなタイミングで来るから、きっとお皿ちゃんもそうだね(^^)
社長が愛用している姿がこれまた、愛おしいね〜♪
マミ、いいお母さんだ!
ありがとう(^-^)
彼がお皿をそーっと大事に扱う姿を見て、昔気に入って使っていたけど割れてしまったお茶碗にも「こうしたら割れちゃうよ」を、教える役目があったのかな、なんて思った!