雨女の私はドキドキしていたけど、お天気に恵まれたね。
きっとあなたが晴れ女だったからかな。
パパさん、忙しい中お休みをとってくれたよ。
「撮影中、親御さんはスタジオに入るかモニター室で見るかどちらか選べますが、娘さんに聞きますか?」
と言われて、娘達は、モニターで!と即答だったね。
支度中は見れないと言うので、仕上がりを首を長くして待っていたけれど、この場にあなたがいないことに気が付いて、涙が溢れそうになったよ。
でも、パパさんがいたから我慢したよ。
仕上がりましたと呼ばれて、現れたあなたの娘は、とんでもなく可愛かった。パパさんも「化粧であんなに変わるもんだな」。とボソリと呟いていたけど、あなたに似てると思ったかな。
撮影中モニターに向かって恥ずかしそうに手を振る姿がかわいかった。カメラマンさんに手を振るように促されたからって言ったね。父と娘は、この時期はぎこちないもんだから。
初めて会ったのは、この子たちが3歳くらいだっね。あなたは、サッカーの試合に3人の子どもを連れてやってきて、私はだんご三兄弟のお母さんだと思って男の子3人大変ですねと言ったら、一番下は女の子だよって、笑ったね。
それから、家族ぐるみのお付き合いがはじまって、二人の娘は共に大きくなって、今も仲良しでいる。
兄二人がいて、男勝りで口が悪いとこは、そっくり。
もう少し女の子らしくしてほしいなんて思っていたけど、馬子にも衣装⁉︎今日は立派な大和撫子。
前撮りの後、鶴岡八幡宮で撮影をして、江ノ島へ向かった。
富士山をバックに写真撮りたかったのは私。けど、あいにく霞んで見えなかったけど、夕日の中、はしゃぐ二人の姿をファインダー越しに追いかけながら、シャッターを夢中で切った。
あなたはいつも一眼レフのカメラを首から下げて、写真を沢山撮っていた。被写体は自分の子だけでなく、懸命にボールを追いかける子ども達の姿。沢山の宝物が増えたっけ。
写真を見返していると、あの頃沢山助けられたことを思い出した。いつも人のために尽くしてくれた人。
ありがとう。一言じゃ全然足りないよ。
あなたの愛用のカメラをパパさんに持ってきてもらったよ。ママがいつもカメラマンだったから、SDカード入れ忘れて使えなかったけど、きっと夢中でシャッターを押していたでしょ。
成長した二人だけど、無邪気にはしゃぐ姿に成人してもまだまだ子どもだねとパパさんと話したよ。
親から見ればいつまでも子どもだから。
これからの二人の未来が明るく幸多きものになるように、私達が近くで見守っているから、安心してね。少し体を休めながら、お空から見守っていてね。
美しいよーーーー!
娘さんも、そのお友達も、それを取り巻くご家族たちもー美しすぎるー
おめでとうございます!
。。「あなた」って?
お空に大切な方がおられるとですね!!ごめんなさい。表の世界しか読み取れなかったです。
この光の向こうに大切な方がおられたんですね。
一緒に今日の日を笑い合いたい方がおられたんですね。私にもいます。一緒に美しいものを見たい人が。
そうかぁ。。。。
レンさん
ありがとうございます。お天気が良くて海は本当に気持ち良かったです。海のすぐ近くを江ノ電が走っているので一緒にパチリ。それもまた記念になりました。
…そうなのです、娘の晴れ姿を一番楽しみにしていた彼女がいました。きっときっとそばで見ていてくれたと思います。
笑顔が素敵な彼女は、最期まで笑顔でした。
レンさんにもおられるんですね。大切な人が。死は誰にでも平等に訪れるというけれど、早すぎる死は、平等じゃない!と思ってしまいます。まだまだ子どものこれからを見届けたかったと思います。
これからも母として子ども達の節目節目を見守り続けたいです。
約束を果たしたのですね!
母の代わりにそんな風に思ってくれるもう一人の母がいて、いいですよね。
うちも、そうです、
みんなが一緒に見守ってくれるのは、ほんとうにしあわせ!