このアネモネは、娘が通う幼児生活団の土曜クラスで頂いたものです。
アネモネという言葉は聞いたことがあるし、おそらく見たこともあるだろうけど、
私はまだどんな花だったか思い出せていません。
「アネモネ」と検索したい気持ちをグッとこらえて冬を越し、
ようやくつぼみが色付き、最近の陽気でもうすぐ咲くだろうと楽しみにしています。
どうして検索をしないのか。
それは生活団では「初めての出会い」を大切にしていると聞いたからです。
子どもたちが初めてのモノに出会い、わぁ!と心に響く瞬間を大切にしてあげたい。
だけど最近のお母さん方は何でも先に調べて子どもに伝えてしまう。
そういう風に”よくできた子”が学校でも求められているのかな、と言われていました。
この話を聞いたのは2月18日。
実はその前に、私は事件を起こしていたのです…その名も「つがるじゃみせん事件」。
2月13日。
一週間後(2月20日)に森で津軽三味線を聴くことが決まりました。
楽しみ~とウキウキしていると、娘が「つがるじゃみせんってなに?」と聞いてきました。
母:どんな楽器だと思う?
娘:うーん、分かんない。
母:楽器にも色々あるよね。ジャカジャカ弾くのもあるし、ポコポコ叩くのもあるし~。
娘:あ!こんなのもある!(カスタネットやトライアングルの動き)
このあたりから自分の中で天使と悪魔がでてきました。
純粋の楽器の話ができて楽しい自分と、もっともっと娘から引き出そうとする自分です。
あれこれ楽器や音楽の話をしたあと、「じゃあさ、今話してみてイメージした”つがるじゃみせん”を描いてみてよ!」と私は言いました。
するとちょっと娘はトーンダウンして、なかなか描きだそうとしませんでした。
それでもお願いすると「あってたら(正解だったら)いってな?ちかいよーとかおしえてな?」と言いながら描いてくれました。
この時のことを18日に生活団で話し、
「あの子は失敗することを恐れてるんですよ。自分の気持ちを伝えられないんです。私は当てて欲しいわけじゃなくて、ただ何を考えているか知りたいだけなのに!」とヒートアップする私。
すると指導者が「それはお母さんのエゴよね?反対だったら怖くない?」とサラリと言われました。
確かに…。
私は娘の考えを知ることが良い事だと思っていたけれど、
自分の聴きたい話しか聴いてなかったんじゃないだろうか。
聴いて欲しい話を聴いてあげられているだろうか。
たぶん、自分の中にも違和感があって誰かに止めて欲しかったのかもしれません。
傾聴、対話、感情的な交流…
子どもを産んだからと言って、人格者になれるわけではないけれど、
そのチャンスを与えられているのもまたお母さんなんだろうな。
わかるーー!
どんな風に思ってるか、聞きたいよね。
知りたいよね!
うまくいくこともあれば、行かないこともあるよね。
先日こども会議を隣でフォローしつつ聞いていて。。
クロスワードの話題や元素の話題が出たんだけど、それって何ー?って子どもたちがなった時に、調べてみせようかと思っちゃった大人の私。
でも、子どもたちは一生懸命説明したり、どうしたら伝わるか考えたり、ちょっと待ってね、って本を持ってきてみせたりしてて、感動しました。
へぇ〜!と画面を覗き込む子どもたちの目のまんまるした表情も、聞かれて頑張って説明する姿も。
その時々によって正解が違うんだろうなとめちゃくちゃ勉強になりました。
どうしても先走って話しちゃうのは親あるあるなのかも。と思ったり。
アネモネが咲くの楽しみだねー!
どんな表情を木綿親子はするのか!!
私はそこをみたいですー♡
お花、私も好きなので植えてみたいです〜!
今度やってみようかな!
グッと我慢して、子どもたちの世界が見れて良かったですね!素敵です。
大人が見せてたら「へぇ~」で終わっちゃってたかもしれませんよね。
私、先走りグセがあるので注意です!
実は、アネモネ咲きました。
咲く一歩手前の頃につぼみがフワっと広がるのですが、それを見て娘が
「ようせいさんがすわるおはな~♡」と喜んでいました。
検索すると完全に開いた姿が出てきたので、その前の姿を楽しむことができて良かったです!
球根のお花、おススメです。
しばらく変化が無いのですが、芽が出た時は感動でつくづく子育てと園芸は似てるな~と思います。