お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

町学第二弾@未来工房「家はどうやってできるの?」最終回 

2024年3月14日(木)、未来工房にて町学(町は学校プロジェクト)
第二弾「家はどうやってできるの?」の最終回
が開催されました。

「町学」とは、「不登校のお子さんとその親御さんとで地域の企業へ体験学習へ行くプロジェクト」。参加したお母さんたちもマザージャーナリスト(MJ)として感じたことを発信しています。(これまでの発信はコチラ

最終回では、これまでを振り返りながら新聞を制作。
参加してみてどうだったかの報告会と
感謝の気持ちを込めてお掃除をしました。

事前に準備してきた写真を見ながら、
あんなこともあったね~
こんなこともしたね~と言いながら1枚の模造紙にまとめていきます。
写真を切り取り、貼って、思い思いに感想を記入。

関わってくれた未来工房のスタッフさんが集合し、
発表を聞いてくれました。

 

「設計を学んだ日は設計士さんになる。大工仕事を学んだ回では大工さんになると言いながら帰った」という男の子。

「お休みした日のことを勉強したくて、別の日に家の見学会に行った」という親子。

「いろいろ感じたこと、知りたかったことが聞けて私の方がためになった」というお母さん。

「町学は子どもにとって大事だと思う」とお母さんに耳打ちしてくれた男の子。

恥ずかしさとうれしさとで興奮して感想にならなかった子もいましたが、
家づくりが好きでお仕事に誇りを持っていらっしゃる社員さんの様子、
きっと子どもたちの心にしっかり残っていくことと思います。

一人ひとりに「終了証」もいただきました。

最後はお掃除タイム!一番張り切る子どもたち!!

町は学校プロジェクト第二弾@未来工房。
「家ってどうやってできるの?」
とっても学びの多い時間でした。

未来工房の皆さん、本当にありがとうございました!

追記
終ったあと、縄司はるま君(小2)が「終りたくない、楽しかった、帰りたくない」となかなか出てこなかったところを、未来工房のスタッフさんが「配線や水路がどうなっているか見に行こう」と上手に声をかけてくれて、最後まではるま君の興味関心に付き添ってくれました。

「町学」の企画の主旨は3つあります。
一つは不登校の子どもたちの体験の機会をつくること。
二つ目は不登校の保護者のつながりをつくること。
そして三つ目は地域の企業の皆さんに今の子育てを知ってもらう、体感してもらうこと。一緒に考え行動してもらうこと。

子育ては未来を育む大事業。親だけではできないこと。不登校だけではなく人材不足、少子化と町の課題は子育てにも通じています。親だけではなく企業も一緒になり「子育て」に向き合わないと町の未来はありません。町学を通じてみんなで考える、共にアクションする機会になればと思い企画しています。

未来工房の金原社長から「10年後、こんな風に関わった子どもたちが次の未来をつくっていく。そんな思いでやったけれど思った以上によかった」と。

おなか元気グループさんに続き未来工房と一緒に町学を開催できたこと、
本当にうれしく思いました。

 

【町は学校プロジェクト 第二弾 家はどうやってできるの?】

●協力企業
本物の自然素材で家づくりをしている木の家づくりの専門店
未来工房

*未来工房のHPでもご紹介いただいています。
「町は学校プロジェクト」学校でなくとも町で学べることはたくさんある! 
「町は学校プロジェクト」薪ストーブ体験会
「町は学校プロジェクト」報告会

●1回目 報告レポ
町学Ⅱオリエンテーション「それは本物の木?」
まち学第2期1回目レポ
第II期、第一回町学プロジェクト 
町学2期に参加させてもらいました
まちがく2期スタート!

●2回目 報告レポ
町学Ⅱ 設計士になろう!@未来工房 
まちがくⅡ 自分の家を考えてみよう
まち学第も期2回目の振り返り
12月14日まちがく〜家の設計は夢いっぱい〜

●3回目 報告レポ
町学Ⅱ 大工さんになろう!@未来工房

●4回目 報告レポ
町学Ⅱ振り返り
2月15日まちがく 体感して学べた日 

●5回目 報告レポ
まち学Ⅱ 第5回レポート
町学第二弾@未来工房「家ってどうやってできるの?」最終回 
The last day of internship at Mirai-kobou: 第II期町学 最終回

●町は学校プロジェクト 全体の記事はコチラ

 

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ABOUT US
池田彩お母さん大学福岡支局長
お母さん大学福岡(ちっご)支局長/元お母さん業界新聞ちっご版編集長。長女が1歳の頃にお母さん大学に出会いマザージャーナリストに。ペンを持ったことで視点が変化し、「お母さんになれてよかった!」と心から感じる。久留米で活動をスタートして13年。現在は、久留米市合川町の「松葉荘」で居場所づくりをしながら、九州中のお母さんにお母さん業界新聞を届けようと奮闘中。3児(中3、小6、小2)の母/MJプロ/みそまるマスター/みそソムリエ