長男(大4)、次男(大1)、長女(高3)、次女(高2)、三男(中2)と5人の母です。
私の夢は三つあります。
一つ目は知らないことを知ること。
お母さん大学に入学してペンを持つようになり、アンテナがピンと立つようになりました。逆に、これまでたくさんのヒントを見落としていたことに気づき愕然としました。例えば、カタカナの言葉がたくさん氾濫しているけれど、その意味を考えたこともなかったのです。きちんと調べ、まずは自ら知り、考えて掘り下げて発信をしていきたいと思っています。
二つ目は、娘のお産のお世話をすること。
私自身、床上げ30日は、赤ちゃんのお世話以外何もしなくていいと母に言われ、実家で上げ膳据え膳でした。その手助けがあって今があります。でも、周りの話では、親も働きに出ているので、「娘の世話なんてできん」という方もいれば、実家に帰っても家事も育児も全部産後のお母さんがしなければならなくなり、余計に疲れてしまい早々に帰る…ということもよくあるそうです。私も働いているので、いざそういう状況になったとき、仕事を休めるかどうかが不安。男性の育児休暇が義務化になる今、おばあちゃんの育休制度もぜひつくってもらいたいと思っています!
三つ目は、母の味を娘につなげること。
実家で愛用している醤油を取り寄せて、母のつくっていた「汁だくのがめ煮」や「カボチャの煮物」をがんばってつくってみてはいるものの、何度チャレンジしても同じ味にならず。母に聞くと、火加減だと言われるのですが…。いつ、つなげられるのでしょう。
(文・池田彩)
通学時の横断誘導員に、おばあちゃんやおじいちゃん(と思う)が立っているのをよく見ます。失礼ながら、今のシルバー世代は若いし動きます(笑)。活躍の場を欲している方もいると思いますので、制度が実現したらいいっすね。