お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

百万人の夢宣言/おばあちゃんの育児休暇制度を 田端真紀(横浜市)

長男(大4)、次男(大1)、長女(高3)、次女(高2)、三男(中2)と5人の母です。

私の夢は三つあります。

一つ目は知らないことを知ること。
お母さん大学に入学してペンを持つようになり、アンテナがピンと立つようになりました。逆に、これまでたくさんのヒントを見落としていたことに気づき愕然としました。例えば、カタカナの言葉がたくさん氾濫しているけれど、その意味を考えたこともなかったのです。きちんと調べ、まずは自ら知り、考えて掘り下げて発信をしていきたいと思っています。

二つ目は、娘のお産のお世話をすること。
私自身、床上げ30日は、赤ちゃんのお世話以外何もしなくていいと母に言われ、実家で上げ膳据え膳でした。その手助けがあって今があります。でも、周りの話では、親も働きに出ているので、「娘の世話なんてできん」という方もいれば、実家に帰っても家事も育児も全部産後のお母さんがしなければならなくなり、余計に疲れてしまい早々に帰る…ということもよくあるそうです。私も働いているので、いざそういう状況になったとき、仕事を休めるかどうかが不安。男性の育児休暇が義務化になる今、おばあちゃんの育休制度もぜひつくってもらいたいと思っています!

三つ目は、母の味を娘につなげること。
実家で愛用している醤油を取り寄せて、母のつくっていた「汁だくのがめ煮」や「カボチャの煮物」をがんばってつくってみてはいるものの、何度チャレンジしても同じ味にならず。母に聞くと、火加減だと言われるのですが…。いつ、つなげられるのでしょう。

(文・池田彩)

1件のコメント

通学時の横断誘導員に、おばあちゃんやおじいちゃん(と思う)が立っているのをよく見ます。失礼ながら、今のシルバー世代は若いし動きます(笑)。活躍の場を欲している方もいると思いますので、制度が実現したらいいっすね。

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ABOUT US
池田彩お母さん大学福岡支局長
お母さん大学福岡(ちっご)支局長/元お母さん業界新聞ちっご版編集長。長女が1歳の頃にお母さん大学に出会いマザージャーナリストに。ペンを持ったことで視点が変化し、「お母さんになれてよかった!」と心から感じる。久留米で活動をスタートして13年。現在は、久留米市合川町の「松葉荘」で居場所づくりをしながら、九州中のお母さんにお母さん業界新聞を届けようと奮闘中。3児(中3、小6、小2)の母/MJプロ/みそまるマスター/みそソムリエ