お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

シャッタースピードを操ろう

右は息子が2歳の頃に撮った写真です。カメラには「シャッタースピード(以降SSと表記)」という設定項目がありますが、当時の私はボケ感を調節する「絞り」という設定だけを自分で決めて、SSはカメラ任せにして撮っていました。その結果、こんなブレブレ写真に。

「SSを制する者は子ども写真を制す」といってもいいほど、子ども写真はSSが重要です。
走る子どもにばっちりピントを合わせるには、カメラの機種やレンズに依存する部分がありますが、SSだけはどんなカメラでもきちんと設定すれば絶対にブレない写真が撮れます。(ピントはブレとは別の問題なので、また後日)

撮影時、SSが速ければ子どもの動きを止めることができ、遅いとブレてしまいます。カメラ初心者の方はSSをカメラ任せにしているため、SSが遅くなりブレてしまうのです。

ブレない写真を撮るには「SS優先(キヤノン・ペンタックスはTv、それ以外はS)モード」で自分でSSを設定すること。室内では速くしすぎないことも重要。室内や暗い場所では1/200秒、外では1/800秒に設定してみてください。

スマホの場合、天気のいい屋外や明るい場所なら、SSは自動である程度の速さになります。暗い場所でブレてしまう場合は、「比較的新しい機種であれば」という条件は付きますが、動画を撮影し、そこからスクショして切り出すのも一つの方法です。

左の写真はSSを設定して撮影。鳥を追いかけて走る様子が、ブレずにバッチリ撮れています。

@kazokuphoto