お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

コロナ禍、母たちの 不安な心に寄り添って

「ファストドクター」は、2016年に始まり、夜間や休日の急病時に医師が自宅に駆けつけて診察を行う往診を行っています。

当初は数人の医師でスタートしましたが、今では3000人を超える医師が所属し、都市部を中心に一日200件以上の診察にあたっています。

新型コロナウイルス感染症が拡大する中で、多くの患者さんから、往診の要請が寄せられました。特にお母さんたちからは、子どもたちの症状について心配する相談が、連日のように寄せられました。

当時は、発熱すると病院の一般の外来で断られ、自宅から出ることもままならない状態でしたから、藁をもつかむ思いでファストドクターに連絡をいただいたようです。

ある日、子どもの発熱で往診の依頼がありました。患者さん宅に到着し、素早く防護服に着替えてご自宅に入ります。「お母さん、往診に来ましたよ。大丈夫ですよ」そう声をかけると、堰をきったように泣き崩れました。地域のすべての病院に断られ、心細かったとおっしゃっていました。

コロナに限らず、不安な気持ちを抱えたときには、いつでも私たちにご連絡ください。家族の健康と安全を守るため、私たち医療従事者は、これからも変わらずにサポートし続けます。

ファストドクター創業者 小石祐司

コメントを残す