お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

穏やかな海や登りやすい山をフィールドに 尽きることのない自然遊び

家族は夫と、小3の娘。10年前に埼玉県から香川県さぬき市へ嫁ぎました。現在は夫も私も介護現場で仕事をしており、2人ともへとへとで毎日を終えます。寝る前に、娘に腰を踏んでもらうのも日常の光景。

夫は超ベテラン介護士ですが、私は1月から介護を始めた新米です。

長年、介護・福祉関連のライターをしてきた私ですが、実際に介護するとなると大変でした。今年から、夫婦の会話に「介護・施設の話題」が一気に増えました。でもこれが、けっこう面白くて、勉強にもなっています(笑)。

勉強が苦手で、学校の教室は一番前の真ん中の席が「指定席」な娘ですが、ユーモアあふれるザ・子ども。生き物大好き、外遊び大好き。早寝早起き。うどん好き。

さぬき市は、ほどよく田舎、ほどよく町。とても暮らしやすいのですが、家の周辺に公園がほとんどなく、放課後に子どもたちが集まったり遊んだりする場所が少ないのが残念なところ。友だちも習い事で忙しそう。

とはいえ、家から少し離れれば、穏やかで美しい海があります。春は潮だまり探索、夏はひたすら海水浴。

一方、香川の山は一様に低く、通称・おむすび山。登山しやすいんです。秋冬は山へ。素敵な風景を発見するたび、うれしくなります。「自然で遊ぶ」に尽きることはありません。

「香川県に来てよかった」と心底思っていますが、もっと言うなら「四国好き」。徳島や高知にはめちゃくちゃ透明度の高い川がある。愛媛はしまなみ海道。後々家族でサイクリングを!と。つまり、四国は魅力ばかり。家族揃った休日は、たいてい遠出しています。「四国を遊んでいる」感じでしょうか。

娘が、遊んでばかりで勉強できないのは当たり前?でも、焦ってはいないんですよ。3月生まれなのだし。遊びが豊かであるほうが大切。「好きなもの、夢中になれるものが見つかれば、自然に勉強しだすだろう」と親は考えているのです。

だって。コロナ禍もあった。いつ何が起こるかわからない時代。今しかできないこと、今しか楽しめないことをめいっぱいしておかないと。人生一度きり。振り返って「総じて楽しく生きている」と思えるように。

MJ47 白川奈保

 

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