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Q 妊娠・出産で骨盤が緩むって、本当ですか?

A 骨盤の関節や靭帯、骨盤底筋が緩むので、
産後は骨盤底筋を鍛えましょう。

「産後の体型が戻らない」「産後の骨盤を元に戻す方法はあるの?」など、産後に多いお悩みが体型の変化や骨盤の歪みです。

妊娠・出産が原因で、出産後は骨盤を支えている筋肉が衰えます。骨盤は妊娠後期からお腹の中の赤ちゃんが大きくなり、またお腹周りの皮膚や筋肉が伸びていき、分娩前は開いた状態になります。分娩後は、骨盤の関節や靭帯、骨盤底筋が緩んでいます。骨盤底筋とは、骨盤の底に位置する筋肉の集まりでハンモック状に存在し、骨盤の中の臓器(膀胱、子宮、直腸など)を支え、排尿・排便のコントロールをしています。

骨盤底筋の緩みがあると尿もれや腰痛、ぽっこりお腹などにつながります。産後の骨盤の緩みを改善するためには、骨盤底筋を鍛えましょう。

骨盤底筋トレーニング
①椅子に座り、脚は腰幅くらいに広げます。骨盤は真っすぐに立てます。
②口から息を吐きながら、「膣を引き上げるイメージ」「尿を我慢するイメージ」を持ちながら、骨盤底筋をキュッと締めていきます。
③呼吸に合わせて10回繰り返します。1日3セットを目安に行いましょう。

妊娠時・非妊時の骨盤底筋の位置

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