A かたくなっている胸椎の可動域を広げることが効果的です。
猫背とは、胸椎の後弯が強まった姿勢のことをいいます。
胸椎とは頚椎と腰椎の間にある背骨のことで、背骨は横から見た時に全体がゆるやかにS字形に弯曲している状態が理想的です。
胸椎の後弯が強くなるとストレートネックになりやすくなり、首こりや肩こり、ひどい場合は頭痛を引き起こしたりします。日常生活では体の前で行う作業が多く、体の前側の筋肉を使いすぎてしまうため収縮してかたくなり、動きが悪くなります。
また、猫背が強まると呼吸が浅くなり、だるさや疲れがとれにくくなります。
【猫背改善エクササイズ】
①左肩を上にして寝ます。右手は左膝の外側にあて、左手は左肋骨の前側にあてます。
②口から息を吐きながら、ゆっくりと左手で左側の肋骨を外側へねじります。骨盤と下半身が動かないように、右手で下半身を固定します。
③ゆっくりと鼻から息を吸いながら、元の位置に戻します。
④この動作を10回行います。反対側も同様に行います。
このエクササイズは椅子に座って行ってもよいです。エクササイズを続けていくと、かたまってる胸椎の動きがよくなり、胸が開いて効率のよい呼吸を行うことができるようになります。基礎代謝がアップして、健康的な身体をつくることができますので、ぜひ行ってみてくださいね。
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