ベトナムの赤ちゃんは皆「銀の腕輪」を身につけています。
これは「Tránh Gió」といい、ベトナム語で「Tránh」は「避ける」、「Gió」は「風」。
直訳すると「風を避ける」ですが、広義で病気のこと。
つまり赤ちゃんが病気にならないためのお守りです。
古くから西洋貴族たちは銀食器を使っていましたが、それは、毒が盛られた際に化学反応による変色で察知できるからという説があります。
最近では、銀イオンの除菌効果を利用した商品も多く販売されています。
銀の腕輪にも同様の意味があるのかもしれません。
ベトナムの赤ちゃんは、先人の知恵に守られているのですね。
(ベトナムホーチミン・山本史)
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