お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

子どもとどんな 関係になりたいか…

独身時代、青春を謳歌していた私。夫が長男で、もれなく姑がついてくる状況にも根拠のない自信がありました。

一方で姑は早くに夫を亡くし、女手一つで息子2人を大学まで出した働き者。生粋の江戸っ子で、気の強さは天下一品。気に入らないことがあって怒りだすと、私を「きさま!」「おたくさま!」と呼びました。

姑には忍の一字でしたが、ある時姑が烈火のごとく怒り、いたたまれず2階へ上がった私は、膝に顔を埋め嗚咽を漏らしました。気づくと5歳の息子が傍らで心配そうに私を見ていました。息子を傷つけてしまったと、泣いたことを悔いました。

あれから37年、息子とその話をしたことはありませんが、きっと覚えていることでしょう。

今を生きるママへ。朝から晩までやることが山積みで、本当にお疲れ様です。子育ては感動と忍耐の連続。しかし、いずれ子どもは離れていきます。

私はママさんに尋ねます。「大人になったら、お子さんとどんな関係になりたいですか?」。

「一緒に買い物に行きたい、映画を観たい…」と、多くの人が答えます。「今とっている行動は、あなたがお子さんとなりたい関係に効果的ですか?」と続けます。

ガミガミ言いたくても泣きたくても、思い描く未来に向かって、感情をコントロールしてはいかがでしょう。

子どもはママの笑顔が大好きで、パパもママの笑顔が大好きです。ママの笑顔が明るい社会をつくると、私は確信しています。がんばってください。応援しています。

ぐるっとママ主宰
株式会社J-FORTUNE代表
山本欣子

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