お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

お父さんの赤ちゃん返り⁉︎

先日、ちょっと年上のお母さんたち数人と、お茶をする機会があった。

その時、一人のお母さんが、

お母さんA「うちの主人、子どもたちが一人暮らしをするようになって
夫婦2人の暮らしになってから、
急にお茶を自分で入れなくなったり、
みかんやブドウの皮を自分で剥かなくなったりし始めたの。」

お母さんB「えっ。あなたが全部しなくちゃいけないの?」

お母さんA「そう、なんかすごく手がかかるようになって。
私が家にいないときはちゃんと自分でするのに。」

お母さんC「それって、ご主人の赤ちゃん返りみたいなものよ。
子どもたちが巣立って寂しいもんだから、奥さんに甘えてるってことね。
しばらくすると落ち着くと思うから、今はかまってあげたら。」

お母さんA「えーっ。赤ちゃん返り?
そんなことってあるの?
子どもたちがいなくなっても、
寂しいなんて一言も言わないのに。」

お母さんC「強がってるだけよ。
だから、余計にあなたに甘えたいってこと。
ほら、下の子が生まれた時、
上の子が今までできていたことが急にできなくなるあれ。
赤ちゃん返りに似てるでしょ。
うちも、似たようなことがあったのよね。
でも、そのうち子どもたちのいない生活に慣れてくると
落ち着くわよ。」

お母さんB「ふ〜ん。そうなんだ〜。
うちは、そんあこと無かったから、よくわかんないけど。
高木さんちは?」

私    「うちっ?!
うちはー、そういえば、こどもがいる時の方が
自分でしなかったかも。
『お茶』って言って私に入れさせてたけど、
子どもたちが巣立ってからの方が自分でしてる。」

お母さんB「ふ〜ん。いろんなパターンがあるのね〜。
男の人って、複雑ね。
寂しいなら寂しいって言えばスッキリするのにねー。」

お母さんC「そうなんだけどねー。性格的なものもあるしね。
構って欲しいサインが出てたら構ってあげてた方が、
症状が早く落ち着くと思うよ。

この間は、出産して少し経ったお母さんが、
最近、ご主人が果物の皮を自分で剥かなくなって
子どもが2人になったみたいで
手がかかるって嘆いてたけど、
そのお母さんにも
それってご主人の赤ちゃん返りみたいなものよって
伝えたことだったわ。」

そんな会話を聞きながら、
うちの主人って、
子どもが生まれてから子どもが巣立つまで
ずっと赤ちゃん返りしてたってこと?!って思った時、
なんだか、妙に納得してしまった私だった。

もっと、構ってあげていたら、
その症状は早く治まっていたのかもしれなかったんだなーなんて。

終わってから認識した「主人の赤ちゃん返り」でした。