「子育てをしていれば、イライラもありますが、
日々成長していく子どもを感 じるのは楽しいし、
それが母としての一 番の喜びですね」
と、笑顔を見せる伊藤 沙希さん。
この春幼稚園に入園した長女が、園で覚えてきた歌を歌い、
一日の出来事を楽 しそうに話す様子に、大きくなったなぁ と実感。
「ついこの前までは、何をする にも母の手が必要だったのに、
今ではひ とりでできることが増え、
少しずつ子育てがラクになったような気がします」
子を持って思うのは、自分もこうして 一つずつ成長してきたことに対する、
親への感謝の気持ち。
常に愛情を注ぎ、見守ってくれた親の存在があって今、
こう して自分がいる。
「日々の子育ての中に そのエッセンスが詰まっていて、
一つず つそれを丁寧に積み上げるこの時期が、
いかに大切な時間かがわかります」。
そして、周囲のお母さんたちと話していて常々思うこと。
「みんな大変な子育 てをがんばっていて、
本当にお母さんはスゴイなぁって、思うんです」。
そんな沙希さんの夢は、子どもたちが巣立ったあと、
夫と2人でいい時間を 過ごすこと。
「旅行をしたり、美味しい ものを食べたり…
いつまでも仲の良い夫 婦に憧れています」。
先はともかく、今大切だと思うことは、
全力で子どもたちを大事に育てること。
「人にやさしく、楽しいことは思いきり楽しみ、
イヤなことはイヤと言える人間に。
そのためにも、夫婦が互いにやさしく、
素直で在ることを心がけています」
(静岡版Vol.32 2018年06月号)
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