お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

愛する娘へ、感謝の手紙

みなみへ。

最初に、お父さんとお母さんの子どもとして生まれてきてくれてありがとう。
誰かのお父さんになってみたいという願いを、君は叶えてくれました。
君が生まれて12 年、楽しくお父さんをさせてもらっています。
いつも心から感謝しているよ。

君が今後、どのような人生を歩んでいくかわからないけれど、
君の意志を静かに見守りたいし、ずっと応援すると決めています。
大変なこともあると思うけれ ど、感謝を忘れず、楽しい人生を歩んでください。

次に、家族には2つあることを覚えておいてください。
親に用意された家族と、自分でつくり上げていく家族です。
君にとって最初の家族は、お父さんとお母さんが用意しました。
兄弟を連れてきてあげることはできなかったけれど、
お父さん・お母さんがそれに代わるよう接してきたつもりです。
君がこの家族を気に 入ってくれているといいな。

何年かして、君が素敵なパートナーと出会い、
自分の家族を持ちたいと思ったときに、お父さんとお母さんが
つくってきたような家族を持ちたい。そう思ってくれるとうれしいです。

決して完ぺきな家族とはいえないけれど、居心地のいい、
あたたかな家族だと思います。
良いところは真似し、ダメなところは君なりに直して、
将来は素敵な家族をつくっていってください。

君が君なりの幸せを見つけてくれるといいな、と心から思います。
そのためには、常に感謝を忘れず、 明るく人と接してください。
ではまたね。

愛する娘へ、感謝の手紙 白岩俊正
(静岡版Vol.33 2018年7月号)

 

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杉本真美
中2娘、小6息子を持つ、フツーのお母さんです。 <お母さん大学>に入学したのは、息子を出産した頃。 しっかり子育てしなきゃ!の肩肘張った子育てを、180度変えてくれたのが<お母さん業界新聞>・<お母さん大学>でした。 2011年に静岡県に引っ越し、今は静岡版編集長をやらせて頂いています。 13紙の地域版編集長とともに、静岡県内にお母さん業界新聞とお母さんのココロを広めていきたいです。