「子どもの仕事」是永英和
高校1年の娘と小学4年の息子がいます。
わが子を見て「子どもの仕事って何だろう?」と考えたことがありました。
自分の出した答えは、「かわいいこと」でした。
子どもたちと接していると、素敵な笑顔やかわいい仕草をたくさん見ることができます。
それを見ているだけで心が癒されることが多く、おかげで毎日元気でいることができているように思えます。
仕事柄、決断することばかりで責任も重くのしかかる場面が多いせいか、
家に帰る前には、お父さん自慢の笑顔も曇り気味なこともあります。
そんなときは子どもの笑顔と、子どもの一日の出来事を聞くことで、心も頭もリフレッシュ。
子どもたちと時間を共有することが、お 父さんの一番のエネルギー充電法になっています。
わが家でいっぱい充電してもらった元気を仕事で生かし、
「輝くお父さん」になることが子どもたちの喜びになり、
その「お父さんの背中」を見てもらうことで、さらに子どもが輝いていく。
その繰り返しだと思います。
子育ては、自分を見せること。
元気いっぱいにがんばっ ているお父さんがいることで、家の中も仕事場もパワー で満ちていきます。
それぞれが持っている仕事を全力で出しきることによって、絆が高まっていきます。
時々子どもの笑顔がなくなったときは、ハグしていっ ぱい愛を充電。
毎日お父さんに元気をくれ続けていたら 疲れちゃうもんね。
この子たちが、これからの世の中をつくってくれるような、
素敵な笑顔の達人になるように、お父さんも 10 倍元気に育てていきますね
(静岡版Vol.34 2018年8月号)
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