お母さん業界新聞高知版8月号高知ピープルでご紹介するのは
助産師の竹内喜美恵さんです。
その人らしさが輝く出産に
アニタ助産院
竹内喜美恵さん
高知市長浜の御畳瀬(みませ)漁港の近くに、現在は高知県内でただ一つ、お産を扱う助産院があります。
鍼灸師の資格も持つ竹内さんですが、助産師として病院や母子センター、個人の産婦人科に勤務したのち、約20年前にこの助産院を開業。お母さんが安心して自然分娩できるようにと祈りつつ、お手伝いをしています。以来ここでは、1年間に十数人の赤ちゃんが生まれているそうです。
「女性は、妊娠する前から安産のための心と体の準備が必要だと思っています。それから、出産後はゆっくりと養生し、母乳のリズムを仕上げたあと、お家に帰るのがベスト」と竹内さん。妊婦さんとは分娩室だけでない長いおつきあいをしていきたい、また妊婦さんが自然で自分らしいお産を”安全である“ということと対立しない状態で果たせることを目標に、助産院を続けているとのこと。
そんな竹内さんが今年の5月、助産院近くに開設したのが「ふなつきばの子ども食堂」。地域の子どもばかりでなく、大人もお遍路さんも自由にどうぞと、毎月第2日曜日の午前11時から午後2時にオープンしています。”昔はどこにでもあった通りがかりの人が集まって気軽に話していける場所“を目指しており、「子育てに地元力を取り戻せたら…」と楽しそうに夢を話してくれました。
(取材・町田由岐子)
たくさんの赤ちゃんをとりあげた竹内さんの安心感のある手の写真です。
アニタ助産院 高知市長浜3
http://wwwc.pikara.ne.jp/anita TEL088-841-3000
9月から産後母子入院も始めます
(お母さん業界新聞高知版編集長/高木真由美)
たくさんの赤ちゃんをとりあげた竹内さんの安心感のある手の写真。
お母さん記者らしい記事ですね。