静岡市に住む、太田麻依子さんは、
稀子ちゃん(3歳)と壮亮くん(1歳3か月)のお母さん。
長女の稀子ちゃんに、お手伝いブームが到来。
「やりたい、やりたい」と言っても、やらせるには手間も時間もかかる。
「まずは、やりたい気持ちを大切に。
でも、やり方を教えるのではなく、どうしたらうまくできるかを考える。
それは、将来自分で何かやりたいことを見つけたときの助けになると思っています」
と麻依子さん。
母の仕事は「何度も挑戦する娘に、大丈夫、できるよ!と声をかけること」。
そして、「時間がかかっても見守れる気持ちのゆとりが大切」と自身を分析。
夫は仕事が忙しく、親子3人が日常。
「 稀子が○○しちゃったけどどうしよう?
壮亮が○○できたんだよーとか話したくて、仕事中のパパに突然電話しちゃいます!」
と麻依子さん。
「タイミングが悪いときもあるけれど、子どもたちの成長や日々起きていること、
自分の気持ちを知ってもらいたいから、いやがられてもかける!」と強気。
でもそれは、子どもとの時間が限られている夫と、子育てを共有する大事なホットラインだ。
麻依子さんの夢は、「子育て中のお母さんたちの味方になれるような仕事」をすること。
1人目の子育てで「うつ」を 経験。2人目ではそうならないようにと積極的に外へ出た。
「そこで出会った人たちが、私の言葉に耳を傾け、やさしく寄り添ってくれた」ことで救われた。
「自 分もそんな人になれたら…」という思いから、今自宅で、簡単にできるパンづくりや
ハーバリウム教室を開いている。
お母さんたちの出会いとストレス解消の場になっている。
写真撮影:「ふぉと*いろ」
(静岡版Vol.40/2019年2月号/MOTHER)
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