お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

「お母さん業界新聞」を通じて社会に貢献する企業に

活動30年目の7月30日に、「トランタンネットワーク新聞社」は、
社名を「お母さん業界新聞社」に変更しました。

「今さら名前を変えてどうするの?」と娘から冷たい反応。
スタッフからは特にNOはなし。
いや、抵抗してもどうせやるだろうと、暗黙の了解。

社名変更でよくあるパターンは、企業のM&A(企業買収)。
そんなお誘いもなければ申し入れもない。

あえていうなら、もうトランタン(30歳)ではないから。
トランタンの名前の由来を聞かれるたびに、空しい思いをした。

だったらダブルトランタン(30歳×2)でもいいのにって?
90歳になったらトリプルトランタン。
いや、新聞づくりでギネスに挑戦する気持ちはない。

ギネスに挑戦するなら、「地産地消のお母さん業界新聞」だ。
全国あちこちでお母さんたちが、ペンを持ち、
新聞をつくりながら笑顔になっていく。
そうなったらエンジェルも現れるだろうか。

7月30日のプレス会見では、
お母さん大学×自治体×企業の連携で行う
「百万母力プロジェクト」を発表する。

さらに、30周年(執念)の目玉企画は「お父さん業界新聞」の提案だ。
お父さん業界への殴り込みじゃなく、お父さん業界へ進出する。
お母さんを笑顔にするために、お父さん業界を巻き込む策だ。

お父さん業界新聞がお母さん業界新聞と違うのは、
お母さん業界新聞は、お母さんの笑顔追求だから、
なかなか稼げないけど、お父さん業界新聞は、
お父さんを笑顔にするだけでなく、
利益を上げ「お母さん業界新聞」に貢ぐ、
いや、守ることが条件となっている。

将来は、「お母さん業界新聞」と「お父さん業界新聞」が、
社会にあるさまざまな課題を次々に解決していくのだ。

何事もバランス、バランス。30年の活動からわかったこと。

しかし、社名変更では一つ課題がある。
これまで電話で「トランタン新聞社と申します」と言うと
「プランタン新聞?」と言われることが度々あって。
「違います。たちつてとのト、トトロのトです」
とテンションが落ちていたが、
これからは、果たしてどんな反応になるか?

「お母さん業界新聞社の藤本です」はちょっと長いから、
略して「お母さんの藤本です!」と言っても間違いではない。
けど、編集部の矢吹クンが言ったら怪しい。

社名変更で一番悩んでいるのは彼かもしれない。
嫌ならお父さん業界新聞をつくればいいよ、矢吹クン。
そう言ったら、「いや、お母さん業界新聞でいいです!」と言いそう。

(藤本裕子)

(お母さん業界新聞1908/30ans物語)