お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

子どもの頃の記憶を辿って

昨年3月、お父さんになりました。

初対面のときは、「この子が自分の子どもなのか」と、なんともいえない不思議な気持ちでした。
ほとんどのお父さんはそんな感じなのではないでしょうか? 

だけど一緒に過ごしていく中で、「自分の子が一番」「特別な存在」と、皆が口を揃えて言うのがわかるようになりました。
本当に特別かわいいです。

娘が生まれてくる前、嫁が出産で帰省していたときに、子どもが生まれてきたら育児以外に何をしてあげようかとよく考えていました。
父親として、ぼくらしい何かをしたいなと考えるも、パッとは出てきません。

自分が小さい頃に親にしてもらっていたことを思い返すと、お父さんとはよく体を動かしてはしゃいでいた記憶はありますが、それ以外の記憶があまりないです。

父親の務めって、そんなものなのでしょうか、今も疑問です。 

逆にお母さんに抱っこされているときは、よく何かを歌ったり、音楽が流れていると、その音に合わせてリズムをとり、一緒に遊んでいた記憶があります。
お母さんの歌声に気持ちよくなって、落ち着いていたのを覚えています。

その影響もあってか、今も音楽は大好きで、ギターを弾いたり弾き語ったり。
ダンスも好きで、今でもたまに踊りたくなります。

だからぼくも、娘といるときは歌ったりリズム遊びをしたりしようと決めました。

娘が眠たくて泣きぐずっているときは、抱っこしてリズムをゆっくりとりながら、子守唄代わりにいろいろ歌って聴かせています。
すると、いつの間にか眠ってくれているのでうれしくなります。

もう少し大きくなったら、一緒に歌ったり踊ったりできたらうれしいなと思います。

ある意味、楽しみでもあり、願望なのかもしれません。

(阿部 卓未)

(お母さん業界新聞ちっご版Vol.58 2019年12月号 3面 リレーコラム こんにちは お父さんです!)

2件のコメント

素敵なお父さんの思いが伝わりました。
自分が育った時代とは違うことに気がつきながら、自分の頭で新しい時代の子育てを模索していくお父さん。
これからも発信されるといいな・・・

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安達真依
お母さん大学久留米の事務局長☆あだっちゃんです。 旦那さんの実家に完全同居。 嫁姑問題に立ち向かいながら、同居のいいとこ探します。 元気な9歳11歳13歳の息子3人。親離れを感じ始めています。 #同居嫁、#年の差婚、#男児3人、#不登校、#PTA役員、