お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

パパコラム ものさしを持ち替えよう

私の家では、子育てのほとんどを嫁さんに頼っています。
たまに学校への送り出しを任されますが、遅刻しないようにと時間を気にする私を尻目に、
録画をしたアニメに夢中になっている子ども。

最終的には怒ってしまい、泣かせて登校することもしばしばです。
しかし、休みの日は時間に追われることもないため、
子どもを急かす必要もなく、怒ることはありません。

そんな経験をして、最近思うことは、時間に追われているのは親ばかりで、
子どもからしたら「目の前の楽しいこと」しか考えていないということ。

思い返せば、自分が子どものときも、遊ぶことに夢中でした。
両親とも専業農家で、仕事が忙しかったこともあり、放置されていました(笑)。

おかげで自由気ままに育ちましたが、年を重ねるたびにいろんな経験をし、
いつしか自分の経験をもとにした私のものさし(物事の見方・考え方)を、
子どもに当てはめていたような気がします。

純粋な子どものものさしはまだ短く、形も決まっていません。
一般的な正しさを教えることも大事ですが、ケンカやケガ、遅刻など、
いろんな経験や体験を通じて学び、成長してほしいと考えるようになりました。

私の親年齢と、子どもの年齢は同じ7歳です。
子どもの目線になって接してみると、普段の生活の中でも、
子どもに気づかされ、学ぶこともたくさんあります。

これからも、心と時間に余裕を持ち、何が一番大切なのかを考えながら、
子どもと一緒に成長していきたいと思っています。

(久留米市在住 藤吉徹)

(お母さん業界新聞ちっご版Vol.62 2020年4月号 3面 リレーコラム パパスタイル)

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安達真依
お母さん大学久留米の事務局長☆あだっちゃんです。 旦那さんの実家に完全同居。 嫁姑問題に立ち向かいながら、同居のいいとこ探します。 元気な9歳11歳13歳の息子3人。親離れを感じ始めています。 #同居嫁、#年の差婚、#男児3人、#不登校、#PTA役員、